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ららぽーとTOKYO-BAY/手持ち服+新品の着回しコーデをECとリアルで提案

2021年04月02日 15:30 / IT・システム

STANDING OVATIONは4月2日、運営するAIコーディネート提案アプリ「XZ(クローゼット)」において、手持ち服を活かす着回しコーデ提案エンジンを活用したEC・店頭接客のOMOソリューションを三井不動産と共同開発したと発表した。

<着回しコーデ提案エンジンを活用したEC・店頭接客のOMOソリューション>
着回しコーデ提案エンジンを活用したEC・店頭接客のOMOソリューション

3月18日に「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」にオープンした「LaLaport CLOSET(ららぽーとクローゼット)」にて実証実験を開始した。

<手持ち服+新品の着回しコーデをECとリアルで提案>
手持ち服+新品の着回しコーデをECとリアルで提案

XZはかねてより、三井不動産が運営する、三井ショッピングパーク公式通販サイト「Mitsui Shopping Park&mall(アンドモール)」との取り組みとして、AIスタイリストが、顧客の手持ち服を使った着回しコーデを提案して、商品購買率を向上させる施策を行ってきた。

「ららぽーとTOKYO-BAY」にオープンした「LaLaport CLOSET」で実施する実験では、「LaLaport CLOSET」内の新品商品(テナント横断のMIXブランド)と手持ち服を組合せた着回しコーデを提案、店舗での試着を促し、「&mall」での購入につなげたい考えだ。

<着回しコーデ提案で試着、購入につなげる>
着回しコーデ提案で試着、購入につなげる

同アプリでは、「LaLaport CLOSET」内にある商品についたQRコードを読み込むと、XZのAIスタイリストがブランド(テナント)横断MIXの新品商品と顧客の手持ち服を組合せたコーディネートを提案。訪れた顧客の手持ち服をタブレットで閲覧しながら接客を行う。

これまでの接客では把握しきれなかった顧客の手持ち服を見える化し、自宅のクローゼットの中にある手持ち服と合わせたときの着用イメージが沸きやすくすることで、質の高い接客・提案ができるようサポートする。

表示される手持ち服は、過去に「&mall」で買い物した購入履歴だけではなく、「ららぽーと」施設内で当日購入した商品、当日着用している服、持込んだ服を代行登録してデジタル化するサービスも展開するため、追加登録できる。

また、持っている服に似ているアイテムを手持ち服としてその場で登録することもできるため、「ららぽーと」施設内、「&mall」で商品を購入したことがなくても利用可能となっている。

<購入に至らなかった服もQRコードで商品情報を渡す>
QRコードで商品情報を渡す

コーディネート提案では、「LaLaport CLOSET」内にある商品と「&mall」内にある商品を使用しているため、店頭に在庫がある商品はその場ですぐに試着ができる。気になってはいるがその場で購入に至らなかった商品は、QRコードで商品情報を渡す。後日ゆっくりと手持ち服との着回しコーデを確認し、購入の再検討や、あと買いの促進にもつなげるという。

■「LaLaport CLOSET」参加ショップ(第1弾)
UNITED ARROWS green label relaxing、
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS、ビーミング ライフストア by ビームス、nano・universe、アーバンリサーチストア、NATURAL BEAUTY BASIC、rienda、RODEO CROWNS WIDE BOWL、Ezick

■STANDING OVATION
https://www.s-ovation.jp/

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