日本調剤/デジタルトランスフォーメーション戦略を策定
2021年08月31日 14:10 / IT・システム
日本調剤は8月30日、デジタルトランスフォーメーション戦略(DX戦略)を策定したと発表した。
現在、グループが目指す2030年の姿として「長期ビジョン~2030年に向けて~」を策定しており、大きな環境変化を乗り越え、さらなる飛躍を可能とする強固な経営基盤の構築を進めている。
特に調剤薬局事業においては、ICT戦略を成長の重要な要素として捉え、調剤業務を支える基幹システムである「調剤システム」や電子お薬手帳「お薬手帳プラス」を自社開発するなど、長期間にわたりICT投資を実施している。2020年9月には、オンライン服薬指導システム「日本調剤オンライン薬局サービス」を開発し運用した。
医療分野においては、オンライン服薬指導の普及や電子処方せんの活用に向けた議論が開始され、マイナンバーカードを保険証として利用できるオンライン資格確認がプレ運用されるなど、デジタルトランスフォーメーションに向けたさまざまな施策が進められている。
日本調剤では、急速に進む医療分野におけるデジタルトランスフォーメーションに先行して取り組むとともに、企業の持続的な成長と、医療の枠を超えた新たな価値創造を実現していくため、デジタルトランスフォーメーション戦略を策定したという。
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