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アークランドサカモト、ビバホーム/多店舗情報共有「Shopらん」導入

2022年04月22日 13:40 / IT・システム

アークランドサカモトとドリーム・アーツは4月21日、アークランドサカモトと、その子会社のビバホームが、多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を利用開始したと発表した。

<アークランドサカモト、ビバホームが「Shopらん」導入>
アークランドサカモト、ビバホームが「Shopらん」導入

アークランドサカモトは2021年1月、ビバホームでは2022年4月より運用をスタートしている。

「Shopらん」は、多店舗企業の本部・店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス。イトーヨーカ堂、エディオン、すかいらーくなど幅広い業種・規模で採用され、導入店舗数約4万5000店・利用人数約53万人(海外含む)となっている。サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現している。

ホームセンタームサシを運営するアークランドサカモトは「暮らしいきいき生活企業」を基本コンセプトにグループ企業を通じて多様な事業を展開している。その領域は小売業、外食事業、フィットネス事業など多岐にわたり、店舗数は900を超えている。

これまでホームセンタームサシでは、本部から店舗への情報伝達、業務指示を主に紙の連絡文書で行っていた。紙での伝達は、連絡した業務指示に関する実施状況が見えず、電話・メールで確認する手間が発生するなどの課題があった。

このような課題の解決を主な目的として、2021年1月よりホームセンタームサシ38店舗でShopらんの利用を開始。紙、メール、電話と連絡手段が複数存在する状態からShopらんへ情報を一本化することで、業務指示の既読率と実施率がともに95%を達成するなど、店舗の実行力アップに直結する効果が出ているという。

アークランドサカモトは、ビバホームを吸収合併することを2022年3月11日に決定した。合併を検討するにあたり大きな課題となったのは、両社それぞれの業務プロセスをひとつに統合し、それを各店舗へ浸透させることだった。

組織編成、人事制度から業務に使用するシステム、各店舗での実務にいたるまであらゆる点で変化が起こるなか、対面でのやりとりが難しい多店舗展開の業態では、ささいなコミュニケーションロスが店舗側の不安や不満につながる。文化と意識を統一し、円滑な店舗運営を実現するにはコミュニケーションツールの導入が必須と考え、アークランドサカモトで既に効果が出ていたShopらんをビバホームでも利用することを決定した。ビバホームでは2022年4月から、107店舗での利用を開始している。

アークランドサカモトの執行役員 経営企画室室長の齊藤めぐみ氏は、「アークランドサカモトは、現在、ビバホームとの合併に向けた準備を進めています。合併によるシナジーは、両社の文化を合わせ協創の土台ができてこそ生まれるものです。その点Shopらんによるコミュニケーション基盤の整備は、グループシナジー最大化への布石ともいえる重要な取り組みと捉えています。今回は合併の検討開始からわずか半年でビバホームへのShopらん導入が実現でき、シナジー創出と同時にスピード感も重視するわれわれにとって良い形でスタートを切ることができました」とコメントしている。

■詳細はこちら
https://shoprun.jp/news/press-release/press20220421/

■「Shopらん」について
https://shoprun.jp/

■問い合わせ先
アークランドサカモト
住所:新潟県三条市上須頃445番地
広報担当:小林・渡部
TEL:048-610-0641 
E-mail:vivair@vivahome.co.jp

ドリーム・アーツ
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29階
広報担当:佐藤
TEL:03-5475-2502・080-7023-7602 
E-mail:pr@dreamarts.co.jp
https://www.dreamarts.co.jp/

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