阪急阪神/大阪梅田の商業施設「ハービス PLAZA ENT」AIカメラ実証実験
2023年01月23日 13:20 / IT・システム
阪急阪神不動産、阪急阪神ビルマネジメント及びIntelligence Designは2月1日~4月30日、大阪梅田の商業施設「ハービス PLAZA ENT」地下2階において、Intelligence Designが開発する、AI画像認識・IoT端末を利用し、カメラ映像から通行人の数や性別などの属性を解析することが可能であるAI解析用エッジボックス「IDEA counter」を活用し、人流解析の実証実験を行う。
実証実験は、ハービス ENT地下2階にAIカメラを設置し、映像を「IDEA counter」に連携することで、店舗前の通行者数及び店舗への入店者数、その性別や年齢などの属性、複数カメラ間での同一人物検知による買い回り行動データの取得・解析を行うもの。
プライバシーに配慮しカメラ端末内で取得した画像データは解析後に削除され、統計化されたデータ(人数、属性等)のみが残るため、個人を特定する情報は一切残らない。実証実験から得られる知見を活かし、お客・入居テナントにとって、より魅力的な施設運営を目指す。
大阪梅田を中心に多数の商業施設を管理、運営する阪急阪神不動産及び阪急阪神ビルマネジメントは、コロナ禍などによる生活様式の変化に伴い「商業施設の在り方」が変化しつつあるなか、今後も引き続き、先端技術の活用や顧客ニーズの分析を通して、選ばれ続ける商業施設の運営を目指す。
また Intelligence Design は、「AI を中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに、2018年の事業開始以降、だれでも、簡単、かつリーズナブルにAI関連技術を使えるサービスとして「IDEA」シリーズを開発のうえ、社会課題をテクノロジーで解決することで、持続可能な社会の構築、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)の促進を目指すという。
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