Ponta/台湾・ベトナムの共通ポイントと相互利用、インバウンド需要対応
2023年05月29日 15:16 / IT・システム
- 関連キーワード
- Ponta
- ロイヤリティ マーケティング
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは5月29日、台湾の共通ポイント「OPEN POINT」の運営会社であるPresident Chain Store Corp(統一超商股份有限公司)、ベトナムの共通ポイントサービス「Utop」の運営会社であるUtop Technology Joint Stock Companyとそれぞれ提携し、相互利用サービスを開始すると発表した。
5月31日、インバウンド向けとして、台湾・ベトナムからの訪日客が日本国内でPontaポイントをためて、使えるサービスをスタート。今後の訪日客の拡大が予想される中、特に伸長しているアジア圏からのインバウンドに対応し、Ponta提携店舗への集客を図る。
訪日客が自国の共通ポイントアプリを使用し、日本でPontaポイントをためて使え、また帰国後にそれぞれのポイントに交換が可能になる。
「統一超商」が運営する「OPEN POINT」は、台湾最大級の共通ポイントサービス。1600万人以上の会員を有し、400ブランド以上(20万店舗)が加盟している。
各提携店舗でのポイント加算率は日本のPonta会員と同様。1Pontaポイント(1円相当)単位で利用でき、余ったポイントは、4Pontaポイントにつき1OPEN POINTに交換可能だ。
「Utop」は、ベトナムで1500ブランド以上(5000店舗以上)が加盟する共通ポイントサービス。100万人以上の会員に利用されているという。
各提携店舗でのポイント加算率は日本のPonta会員と同様。1Pontaポイント(1円相当)単位で利用できる。余ったポイントは1Pontaポイントにつき5Utopポイントに交換可能となっている。
また、今夏には、アウトバウンド向けとして、日本から台湾・ベトナムに行った際にポイントをためて、利用できるサービスの開始を予定している。
国をまたいだ相互利用サービスを展開し、訪日客および日本からの海外旅行客へボーダーレスに共通ポイントサービスを提供していく。
■Pontaの関連記事
H2O/「Ponta」運営会社とデータマーケティングで協業
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。