ライフ/首都圏全133店舗に電子棚札導入
2023年12月19日 11:46 / IT・システム
BIPROGYは12月19日、首都圏のライフおよびセントラルスクエア全店に「電子棚札」の導入を完了したと発表した。
近畿圏店舗への導入も決定し、順次拡大を進めている。
電子棚札は、リアルタイムに価格・セールタイトル(「広告の品」などの表示)といった情報を更新・表示が可能。売り場に合わせた演出ができるよう、高い視認性と豊富なバリエーションで展開している。
電子棚札の導入により、従来の紙によるPOP・プライスカードで発生していた作成・入れ替えに伴う作業、ペーパーレス化により、紙・印刷コストを削減できる。
また、賞味期限チェックが必要な商品の電子棚札LEDを点滅させ、作業の効率化と適切なタイミングでの値引きや廃棄を実現させている。
さらに、ワインなど位置の特定が難しい商品の品出し作業の際に、該当商品の電子棚札 LEDを点滅させることで作業を効率化するという。
今後、BIPROGYは、ライフコーポレーションで、電子棚札をPOP・プライスカードの代替としてだけでなく、顧客とのコミュニケーションチャネルとして、さまざまなシステムとの連携による二次活用を進めていく。
既に実施している電子棚札のLED点滅機能を利用した、賞味期限の管理支援、品出し支援に加え、ロケーション情報、在庫情報との連携による業務効率化など、さらなる可能性を検討するとしている。
■電子棚札ソリューション
https://www.biprogy.com/solution/service/shelf-tag.html
■BIPROGYの関連記事
富士シティオ/全店にAI需要予測自動発注、作業時間5割削減も
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。