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ヤオコー/2025年3月期はヤオコー8店舗、エイヴイ1店の出店計画

2023年12月19日 16:20 / 経営

ヤオコーは12月19日、2025年3月期に、ヤオコー8店舗、エイヴイ1店舗を出店する予定だと発表した。同日、川越市の本社で開催した年末記者会見で、川野澄人社長が明らかにした。

ヤオコー業態で、上期に「武蔵浦和店」「浦和三室店」「久喜吉羽店」「久喜桜田店」、下期に「川口上青木店」をオープンする。いずれも埼玉県内の出店で、ドミナントエリアを強化する。そのほか、ヤオコー業態で3店舗、エイヴイ1店舗をオープンする予定だ。

<川野社長>

川野社長は、「引き続き、大きな出店エリアに変わりはない。20km~40kmのドーナツエリア(外環と圏央道の間をベルト状につなぐエリア)がメインのエリアとなる。加えて、そこから外側100kmに及ぶ、ルーラルエリアについても一定の人口がいるところ、あるいは商圏シェアを取れるところを抑えていく。同時に、力点としては、人口が多いところとなる。人口構成によって、売上が異なることは見えているので、10年、20年と商売を続けていくことを考えると若い人口が多いエリアに出店をすることが大事だと思っている」と述べた。

消費の二極化が進み、低価格志向が強まる中で、競争力のあるディスカウント業態の出店も継続する。ディスカウント業態は、広域からの集客し、高い売上を取らないと成立しないため、グループのディスカウント業態である「エイヴイ」「フーコット」については、年間で1~2店舗の出店を計画する。レギュラー業態のヤオコーについては、年間で6~7店舗を程度を継続して出店し、ヤオコー業態とディスカウント業態を組み合わせて、商圏内シェアを高める予定だ。

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