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ファミマ/店舗の勤務シフト・スケジュールを自動作成に

2024年04月19日 13:14 / IT・システム

ファミリーマートは4月19日、ストアスタッフの勤務シフトやワークスケジュールを自動作成する「ファミマ・ワーク・システム」の導入を開始すると発表した。

<ファミマ・ワーク・システム>
ファミマ・ワーク・システム

2024年度中に希望する加盟店全店へ展開する。

「ファミマ・ワーク・システム」では、ストアスタッフ自身のスマートフォンから専用のアプリを通じて希望シフトの提出や確定したシフトを確認できる。

また、メッセージ機能を活用し、シフト調整など店長とストアスタッフが直接連絡を取れる。

シフトに欠員が発生した際、他のストアスタッフに対し一斉に募集連絡を行い、欠員を自店舗のストアスタッフで補うことで、外部の募集媒体の使用を減らし、募集コストの低減を図る。

さらに、作成されたシフトに基づき、個店の売り上げ・客数・店舗設備などを反映したワークスケジュールが自動作成される。作成されたワークスケジュールは、売り場づくりや接客、清掃業務など個店の状況に応じた作業の追加・変更が可能。2024年2月に全店舗への導入が完了した店舗業務支援システムと相互活用することで、ストアスタッフが勤務中携帯するスマートフォン型端末への作業通知や完了報告もできる。未実施作業を防ぐとともに、店長業務をサポートし、店舗運営力を向上させたい考え。

<店舗運営力をサポート>
ファミリーマートDX

実証実験として導入した店舗では、シフト作成において平均約60分、ワークスケジュール作成では平均約120分業務削減できた。ストアスタッフの各時間帯における作業が明確となり、待機時間が減少し売り場づくりなど他の作業に割り当てたことで、生産性の改善につながったという。

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