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お菓子大調査/「それ1個ちょーだい」あなたは「あげる派」「あげない派」

2018年11月19日 13:30 / 販促

ロッテは11月16日、自社のあらゆるお菓子を対象とした「それ1個ちょーだい」問題に関する意識調査の結果を発表した。

11月9日より土屋太鳳さんが出演する新CMのオンエアに合わせ、2個入りの「雪見だいふく」を「それ1個ちょーだい」と他人から言われた際に、「あげる派」か「あげない派」かを問う「#それ1個ちょーだいあげる派あげない派総選挙」キャンペーンを実施する一環。

11月5日から「#それ1個ちょーだいあげる派あげない派総選挙」の特設サイトを開設し、15日23:59時点で、「#あげる派」67,751票、「#あげない派」28,898票と総投票数は96,649票で、たくさんの投票を得て、両派ともに、さまざまな意見が錯綜し議論が活性化している。

今回、議論の盛り上がりを受け、さらに「それ1個ちょーだい」問題の実態を解明するため、全国の男女600b人を対象に雪見だいふくだけでなく、ロッテのあらゆるお菓子を対象に、「それ1個ちょーだい」問題に関する意識調査を実施した。

食べているお菓子やアイスに対して「それ1個ちょーだい」を言いやすいか、言いにくいかを、ロッテのお菓子で調査した。

<それ1個ちょーだいと言いにくいランキング>
それ1個ちょーだいと言いにくいランキング

すると、言いにくいお菓子やアイスとして、1位雪見だいふく(79.2%)、2位クランキー(25.7%) となり、雪見だいふくは2位と大差をつけて、最もひとりじめしたい商品は「雪見だいふく」であることが分かった。

一方、食べているお菓子やアイスに対して「それ1個ちょーだい」と言いやすいお菓子やアイスはと聞いたところ、1位コアラのマーチ(74.7%)、2位パイの実(73.7%)、3位トッポ(65.8%)という結果になった。

最もみんなでシェアして楽しみたい商品は「コアラのマーチ」ということが判明した。

食べているお菓子、ならびに雪見だいふくを「それ1個ちょーだい」と言われたとき、どのように対応しますかと尋ねたところ、あげる派(86.3%)、あげない派(13.7%)という結果になった。

特に60代はあげる派が(91.0%)と最もあげる世代であることが分かった。その中で、女性の71.2%、男性の54.2%の人があげる派と回答し、さらに性別×年代で分析してみると、60代女性の94.0%、20代男性の70.0%が、あげる派と答えた。

男性の方が女性に比べて、あげることに少し抵抗を感じることが分かった。

そして、「それ1個ちょーだい」と言われた時にストレスを感じるか聞いたこところ、最も多かったのが20代(31.0%)で、最も低かったのは60代(19.0%)だった。

「それ1個ちょーだい」と言われると、相手のことを嫌いなるかという質問に対しても最も多かったのが20代男性(30.0%)で、最も低かったのは60代女性(10.0%)という結果になった。

基本的には、全世代があげる派が多い中、ストレスや相手を嫌いになる傾向など総合的に分析してみると「それ1個ちょうーだい」問題が発生した時に、「子供が親元を離れ、心に余裕がある60代女性」が最もあげやすい層で、「ひとりじめ欲求が強い食べ盛りの20代男性」があげない可能性が高いということが分かった。

続いて、「それ1個ちょーだい」と言われて、朝・昼・夕・夜のどの時間帯であれば、あげやすいと思いますかと聞いたところ、1位:昼(57.8%)、2位:夕(22.7%)、3位:夜(16.2%)という結果になった。

さらに最もあげやすいと思う時間を平均すると、「13:5」”の時間が最も成功率が高いことが明らかになった。

その背景として、お昼ご飯を食べると満腹になり、お菓子やアイスに対する執着心が弱くなったこと、昼食後の眠気により判断力が鈍っていること、などがあげやすくなる要因かと考えられる。

それに対して、最もあげるのに失敗する時間は朝(3.3%)で、その時間を平均すると「9:14」の時間が最も成功率が低いことが明らかになった。

朝、出勤直後や授業前など気合の入れる時間帯に、人からなにか依頼ごとをされ自分のペースを失うことに、抵抗を感じる人が多いと考えられる。

<「それ1個ちょーだい」と言われて、もっとあげやすい時間帯>

■#それ1個ちょーだいあげる派あげない派総選挙
https://yukimi-ikkochodai.jp/

■失敗しないそれ1個ちょーだいマスター術
https://yukimi-ikkochodai.jp/technique/

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