連休明け/仕事が辛い人は80%以上、40%超が転職を検討
2019年05月08日 11:20 / 販促
人材総合サービスの株式会社スタッフサービス・ホールディングスは5月7日、「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」の結果を発表した。
調査によると、「3日間以上の連休明け、仕事が辛いと思うか」に対して、「そう感じる」(56.4)「どちらかと言うとそう感じる」(27.2%)を合わせると、83.6%の人が辛いと感じていることが明らかになった。
どのタイミングで辛いと感じるかどうかも質問したところ、最も回答数が多かったのは「朝起きた瞬間(66.0%)」だった。
令和初のゴールデンウィークは、10連休の会社が多く、近年まれに見る大型連休。連休は多くのビジネスパーソンにとってうれしいもの。
しかし、連休が長くなれば、その楽しい時間に慣れてしまって仕事に行きたくない思いが強くなったり、休み明けに仕事が溜まったりと、反動は大きいと考えられる。
休み明けに仕事が辛いと感じている人が多数いることが明らかになったが、さらに踏み込み、「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがありますか」と質問した。
結果は、「何度もある(17.0%)」「何度かある(25.8%)」を合わせると連休明けに42.8%の人が退職、転職したいと思ったことがあるという実態が明らかになった。
なお、少数派である「休み明けの仕事を辛いと感じない人(16.4%)」を対象に辛さを軽減する対策について質問したところ、「生活リズムをできるだけ維持すること(広島県・37歳男性)」、「次の日に会社に行ってやる作業を寝る前に洗い出してみる(埼玉県・30歳男性)」、「休みの間は仕事のことを考えない(埼玉県・39歳女性)」といった意見があった。
調査期間は4月3日~4日で、調査対象は20歳~49歳の働く男女500人。
■ビジネスパーソンの休み明け本音調査
https://www.staffservice.co.jp/nt-files/nr_190507.html
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