ドン・キホーテ/渋谷に進化し続ける旗艦店、目標年商100億円
2017年05月11日 16:57 / 店舗レポート
これまで、渋谷店で好評だった化粧品・美容グッズ・パーティグッズの品ぞろえも強化し、化粧品・消耗品の品ぞろえは旧渋谷店の3倍に拡大した。
渋谷の名所や名物をモチーフとしたクッキーやケーキなどの渋谷区観光協会推奨のお土産を先行発売するなど、渋谷の街自体の活性化も目指す。
生鮮食品を導入し、食料品の品そろえを旧渋谷店の4倍としたことで、会計時の混雑が予想されるため、ドン・キホーテで初めて、セミセルフレジ(マジカルレジ)を導入した。
子ども連れや身体の不自由なお客のほか、性的指向や性自認のいかんにかかわらず、誰でも利用できるトイレを店内に設置した。
多様性を尊重する社会の実現に寄与するとともに、ダイバシティ型のまちづくりに貢献する。
身体的特徴と精神的な性別が一致しない人でも、他人に気兼ねなくトイレが利用できるように、専用の個室トイレを設置した。
飲食店舗のトイレは男女兼用となっていることにヒントを得て、誰でも利用できるオールジェンダートイレを考案したという。
竹内本部長は「自分たちの仮説のもとに、さまざまな商品展開やサービスを導入しているが、必ずお客様のニーズと異なる部分はある。旧渋谷店は、お客様のニーズを取り込みながら進化を遂げてきた。渋谷本店は、旧渋谷店を継承し進化し続ける店舗として進化型旗艦店と名付けた。必ずお客様からの要望はある中で、そこに柔軟に対応して進化していきた」と語った。
店舗概要
所在地:東京都渋谷区宇田川町28-6
営業時間:24時間営業
売場面積:5522m2
建物構造:RC造地下2階・地上8階建て
駐車台数:隔地駐車場74台(提携駐車場)
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