銀座ロフト/体験型スペースを充実した次世代店舗をオープン
2017年06月20日 22:00 / 店舗レポート
4階のフロアコンセプトは、「ホームソリューション」で、生活雑貨領域の商品、家庭用品「旬を愉しむ東京暮らし」、インテリア「暮らしを上手に楽しむTOKYO STYLE」のライフスタイル別の構成とした。
銀座ロフトは、マロニエゲート銀座に近く、最寄りには「ニトリマロニエゲート銀座店」「東急ハンズ銀座店」がある。家庭用品とインテリア雑貨を展開する点では、ニトリとは競合になる立地にある。
競合店を意識し、他店にはない色柄のカーテンを導入。通常はオーダーカーテンとして販売する商品でも、あえて既製品を用意することで、色柄のバリエーションとすぐに持ち帰ることができる利便性を打ち出した。
クッション、スリッパといった商品も色柄の豊かな商品を集めることで、他社との差別化を図った。
枕は機能性を打ち出した商品を集積した。機能性を打ち出すことで、他社との価格競争に陥らない売場を目指した。
家具の取扱いはないが、持ち帰ることが可能な収納用品コーナーを充実させた。ロフトらしい色合いと機能性をもった商品を訴求する。
インテリアグリーンコーナーでは、チームロフトのメンバーで、プラントハンターの西畠清順氏が監修した専門コーナーを期間限定で展開する。
植物と暮らすをテーマにした、一般的観葉植物から人気の多肉植物、植物モチーフのインテリア雑貨までを提案する。
グリーンコーナーは常設の植物販売コーナーと位置づけ、植物を軸に、さまざまなプロモーションを展開する予定だ。
「ヒト」を打ち出したチームロフト企画として、期間限定で銀座初めて、猿田彦珈琲のPOP UPカフェを導入した。
有料のカフェスペースを設けたことで、ゆっくりとコーヒーを楽しみながら、買い物ができる空間を演出する。
カフェスペースそのものは、常設で展開し、1か月を目安に、チェーン店ではないこだわりの珈琲専門店が出店する仕組みを採用した。
新たな珈琲専門店が出店するたびに、違うコーヒーメニューやコーヒー豆などを販売することで、売場の新鮮さを打ち出す。
カフェスペース周辺には、日本茶、紅茶のコーナーを設けることで、お茶を楽しむ生活シーンに対応した売場を展開する。
銀座という立地に対応して、ワインの編集売場「ワインブティック」を導入した。ワイン愛好家団体「90 PLUS WINE CLUB」によるカリフォルニアNapa Valleyと周辺のセレクトワインと、こだわりのワイン関連グッズなどを提案する。
キッチン雑貨のコーナーでは、常設の商品実演コーナーを展開。生活周りの不便や「あったら欲しい」を満足させ、デザイン性と機能性で悩みを解決する生活家電を中心に実演を交えて紹介する。
オープン時は、料理人の森枝幹氏がおすすめするキッチン用品を集めた「ジーニアスキッチン」コーナーを設けた。
「ライス、ブレッド、ヌードル」、「ジュース、スープ、ドレッシング」の視点で、商品を編集し、書籍も合わせて紹介する。
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