ヤマダ電機/家具・インテリア雑貨の新業態、2018年度・20店体制へ
2017年09月29日 23:55 / 店舗レポート
家電住まいる館の店内デザインの特徴は、木目調の床と間接照明で、家電量販店とは異なる、温かみのある空間を演出したことにある。
普段、家電量販店には足を運ばない20代、30代の女性にとって心地よい空間を目指し、これまでのLEDの蛍光照明を廃止した。
女性を意識した品ぞろえとして、家具・インテリア雑貨のほか、フェイクグリーン、キッチン用品、トイレ用品、時計、額縁など小物も充実させた。
カーテン売場は、既製カーテンとオーダーカーテンに対応し、色柄も豊富に展開する。クッションカバーや布団カバー、枕カバーなども豊富にそろえた。
ベッド、ソファ、ダイニングテーブルといった大型家具だけでなく、小型の収納家具も展開。ホームファッション商品では、敷物もそろえ、住宅のあらゆるニーズに対応できる品ぞろえとした。
大型家具売場の対面には、キッチンリフォームのディスプレイを設置。リフォーム前とリフォーム後の使い勝手の違いを分かりやすく伝える。
三嶋副社長は、「リフォームコーナーに立ち寄る人のほとんどは、家の設備が壊れているわけでなく、現状でも使える設備を持っている。ただ、リフォームをすることで、どれだけ普段の生活が改善されるかを説明することで、リフォームに興味を持ってもらえる。家電や家具を買うついでに、リフォームに興味を持ちやすい環境を目指した」と語る。
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