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ライフ/吉祥寺に「ビオラル」首都圏初出店、健康・オーガニックで差別化

2020年12月22日 14:20 / 店舗レポート

ライフコーポレーションは12月19日、東京都武蔵野市に「ビオラル丸井吉祥寺店」をオープンした。

<ビオラル丸井吉祥寺店>
ビオラル丸井吉祥寺店
※写真はライフコーポレーション広報部提供(以下同)

同社がプロデュースする「素敵なナチュラルライフスタイルを通じて、心も体も健康で美しく豊かな毎日を過ごしてもらいたい」と願うスーパーマーケット業態「ビオラル」の首都圏第1号店が、丸井吉祥寺店の1階に登場した。

<ヴィーガンミールキット>
ヴィーガンミールキット

コロナ禍によってさらに高まる健康志向や安全・安心へのニーズに応えるため、自然の恵みを生かしたオーガニック商品、東京都で培われたおいしいローカル商品、体に優しいヘルシー商品などを豊富にとりそろえた。

12月17日行われた年末社長会見で、岩崎高治社長は、「健康志向への対応として、大阪市のビオラル靭店に続き、首都圏1号店をオープンする。健康・オーガニックといった高付加価値な商品を提供する店として差別化を図る。将来的に100億円規模の事業にしたい」と説明した。

<有機野菜は農家の顔写真も紹介>
有機野菜

店舗から1㎞圏内は単身世帯比率が56.2%、2人世帯比率が21.9%と全体の約8割が少人数世帯。・年齢別人口構成は30代が16.4%と最も高く、次いで70代以上が16.1%。世帯数・人口は、0~0.5㎞圏内5598世帯・9339人、0.5~1㎞圏内1万7183世帯・3万1331人、0~1㎞圏内2万2781世帯・4万670人となっている。

<オーガニックナッツ&ドライフルーツ>
オーガニックナッツ&ドライフルーツ

オーガニックにこだわった商品では、有機野菜は農家の顔写真や思いを紹介。オーガニックのナッツ、ドライフルーツを、専用袋に詰めて販売する。

<ビオラルカフェ>
ビオラルカフェ

ビオラルカフェも設置。旬の果物や野菜を使用したスムージー、乳化剤を使用していないジェラート、オーガニックコーヒー、PBビオラルの「低温殺菌牛乳」を使用したソフトクリームなどを販売している。

<乳化剤を使用していないジェラート>
ジェラート

オーガニック植物エキスを配合したコスメ、自然由来の成分で造られたシャンプー、香料・着色料・防腐剤不使用の無添加洗剤など、環境に配慮し体にも優しい商品もそろう。

<オーガニックコスメも取り扱う>
オーガニックコスメ

ローカルな商品として、武蔵野市近郊のとれたて野菜を中心に、東京野菜を用意している。

<東京野菜>
東京野菜

吉祥寺で有名なビストロ「パッサテンポ」の人気マドレーヌのさまざまなフレーバーを品ぞろえ。週替わりのスイーツコーナーでは、各地の人気スイーツが楽しめる。

<各地の人気スイーツを用意>
スイーツ

ヘルシーな商品では、国産の有機玄米を使用した弁当、化学調味料を使用しない弁当、腸活をテーマにした弁当、野菜たっぷりで色鮮やかなヘルシーサンドイッチなどを取り扱う。

<化学調味料を使用しない弁当>
弁当

化学調味料をできる限り使用せず仕上げたサラダやおかずを、対面コーナーで量り売り販売する。

<サラダ・おかずの対面コーナー>
サラダ・おかずの対面コーナー

また、「オーガニック」「ローカル」「ヘルシー」をコンセプトに開発したプライベートブランド「ビオラル」の商品も多数そろえている。

<PBビオラルのプリン>
ビオラルのプリン

「北海道の牛乳と卵でつくっためぐみプリン」「鶏肉と塩だけでつくったサラダチキン」「無塩せき皮なしウインナー」などが購入できる。

<環境に配慮したカトラリー>
環境に配慮したカトラリー

さらに、環境に配慮したカトラリーとして、レジ横に木製のスプーンと紙製のストローを用意した。

店内に多数設置しているのサイネージはビオラル丸井吉祥寺店のInstagramと連動している。

<ヘルシーでローカルな商品がそろう>
ヘルシーでローカルな商品がそろう

ビオラル丸井吉祥寺店のオープンで、同社の店舗数は278店(首都圏121店、近畿圏157店)となった。

■ビオラル丸井吉祥寺店
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-1 丸井吉祥寺店1階
電話番号:0422-46-3780
売場面積:272m2
営業時間:10時30分~20時
従業員数:17人(社員3人、パートナー14人)
駐車場台数:74台(丸井吉祥寺店共有)
http://www.lifecorp.jp/store/syuto/644.html

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