ショッピングセンター/11月の売上高2.5%増、冬物衣料が堅調
2017年12月21日 10:55 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が発表した11月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SC売上高の前年同月比は2.5%増となった。
冬物衣料が堅調だったテナントは3.2%。キーテナントは0.3%減でテナント売上が全体を牽引した。
立地別・構成別の総合では、中心地域が2.2%増、周辺地域が2.6%増となった。大都市中心地域のキーテナントは8.8%増(前月は7.2%増)、周辺地域のテナントは3.8%増(前月は0.1%増)と好調を維持した。
立地別・地域別では、全9地域のうち、北陸(0.9%減)を除く8地域で前年を上回り全国的に売上は堅調だった。
都市規模別では、政令指定都市の総合が2.6%増、その他の地域も2.4%増となり両者ともに前年を上回った。
福岡市はインバウンドの好調に加えて、福岡ソフトバンクホークスの日本一記念セールの効果や昨年発生したJR博多駅前の陥没事故による休業の反動もあり、9.0%増と前年を大きく上回った。
業種毎の販売動向をみると、テナントでは飲食・サービスが好調、婦人衣料は好調と回答したSCが多くみられた一方で、不振と回答したSCも多くみられ、施設間で差がみられた。キーテナントでは生鮮食品で好不調が分かれた。
テナントは1.5%増(7か月連続プラス)。一方で、キーテナントは0.9%増(10か月ぶりのプラス)だった。
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