カジュアル衣料/1月既存売上高、ユニクロ2.4%減、UA6.0%減

2018年02月16日 09:25 / 月次

カジュアル衣料5社の1月度の営業概況によると、既存店売上高は、ユニクロ(ファーストリテイリング)2.4%減、ライトオン6.1%減、ユナイテッドアローズ6.0%減、マックハウス7.7%減、ジーンズメイト12.3%増となった。

<ユニクロ店舗イメージ>
ユニクロ店舗イメージ

■ファーストリテイリング(2017年8月期:売上高1兆8619億円)
既存店売上2.4%減、客数5.0%減、客単価2.6%増。

直営店(ダイレクト販売除く)売上高4.2%減、客数6.3%減、客単価2.2%増。

直営店売上高2.3%減、客数4.8%減、客単価2.6%増。

出店はなく、退店0店舗。直営店789店。

1月は、記録的な寒さにより、防寒衣料で好調な商品もあったものの、全般的に冬物商品の在庫が少なかったことから、既存店売上高は減収となった。

■ライトオン(20日締、2017年8月期:売上高800億円)
既存店売上6.1%減、客数10.0%減、客単価4.3%増。

全社売上4.1%減、客数7.6%減、客単価3.8%増。

出店0店、退店7、1月度末店舗510店。

アウターを中心に冬物商品や梅春物のニットなどが堅調に推移したものの、客数を伸ばしきれなかった。

メンズ、ウィメンズともにジーンズが堅調に推移した。

■ユナイテッドアローズ(2017年3月期:売上高1455億円)
小売既存店売上6.0%減、ネット通販既存店売上6.3%増、小売既存店客数5.6%減、小売既存店客単価0.4%減。

小売全店売上4.1%減、ネット通販全店売上8.5%増、小売全店客数2.8%減、小売全店客単価1.4%減。

12月までの好調な推移を受け、セール対象品の在庫が少なかったことで1月実績の多くを占めるセール売上が弱含みとなった。

商品動向では、冬物衣料に加え、リモワのスーツケースの動きが目立った。

■マックハウス(2017年2月期:売上高337億円)
既存店売上7.7%減、客数0.2%増、客単価8.0%減。

全店売上11.0%減、客数2.5%減、客単価8.7%減。

新店0店、退店6店で合計410店舗。

前年に対して気温の低い日が多く、冬物商品の販売が好調に推移した一方で、関東や日本海側を中心に下旬の最強寒波による大雪の影響を受けた。月を通しての既存店の販売点数及び客数は前年を上回ったものの、低単価商品が売れ筋となったことから売上高は前年を下回った。

商品面においては、アウターやニット、インナーレッグウェア、ホームウェアが堅調に推移した。

■ジーンズメイト(20日締、2017年2月期91億円)
既存店売上12.3%増、客数6.6%増、客単価5.4%増。

全店売上0.8%増、客数6.7%減、客単価8.1%増。

出店なし、退店3店で1月度末店舗数89店。

クリスマスから年末年始商戦にかけて、気温の低下による需要の高まりに、都心部の店舗を中心としたインバウンド需要も加え、アウター・カットソーを中心に好調に推移した。

カジュアル衣料/10月既存店ユニクロ7.5%減、ライトオン25.8%減

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