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ファストフード/2月マック1.0%増、ケンタ7.6%増、モス10.0%増

2021年03月22日 10:20 / 月次

ファストフード3社が発表した2月の月次営業情報によると、既存店売上高の前年同期比は、日本マクドナルド1.0%増、ケンタッキーフライドチキン7.6%増、モスフードサービス10.0%増となった。

■日本マクドナルド(2019年12月期:2817億円)
既存店売上高1.0%増、客数11.3%減、客単価13.8%増、全店売上高1.7%増

1月に引き続き、2月も政府による緊急事態宣言と自治体からの要請に基づき、対象地域の店舗では20時以降の店内の利用を中止した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療体制が各地で厳しい状態が続いていることから、横浜市や、仙台市などでは、医療従事者へ食事券を提供するなど、地域で医療にかかわる人々を支援した。

安全で利便性の高いドライブスルーやデリバリーの強化、バリュープログラムの継続といったこれまで実施してきた取り組みにより、ベースセールスが着実に上昇した。

期間限定商品として、「迷うって、青春だ。」をコンセプトに、人気青春漫画「タッチ」とコラボレーションし、「チキンタツタ」「チキンタツタ 瀬戸内レモン」、「ひとくちタツタ」を販売した。

また、昨年、好評だった「ごはんチキンタツタ」を復活させるとともに、新メニュー「ごはんチキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル」を販売し好評となった。

■ケンタッキーフライドチキン(2020年3月期:売上高796億円)
直営既存店の売上高7.6%増、客数0.2%増、客単価7.4%増、全店売上高5.1%増

■モスフードサービス(2020年3月期:売上高689億円)
既存店売上高10.0%増、客数2.5%減、客単価12.8%増、全店売上高8.7%増

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