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経産省/5月の商業動態統計、小売業は3.6%増の12兆3880億円

2022年06月30日 10:40 / 月次

経済産業省が6月29日に発表した5月の商業動態統計速報によると、商業販売額は45兆2420億円(前年同月比8.6%増)となった。

このうち卸売業は32兆8540億円(10.6%増)、小売業は12兆3880億円(3.6%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>

百貨店・スーパーの販売額は1兆6807億円(9.1%増)で、百貨店は4301億円(55.3%増)、スーパーは1兆2507億円(1.1%減)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が103.2%増、紳士服・洋品が93.5%増、婦人・子供服・洋品が76.8%増、その他の衣料品が49.8%増となったため、衣料品全体では86.3%増だった。飲食料品は20.8%増となった。

その他は、食堂・喫茶が126.5%増、家庭用電気機械器具が12.7%増、その他の商品が54.7%増、家具が40.4%増、家庭用品が42.6%増となったため、その他全体では56.1%増だった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>

スーパーの衣料品は、紳士服・洋品が7.1%増、婦人・子供服・洋品が6.6%増、その他の衣料品が5.1%減、身の回り品が6.5%増となったため、衣料品全体では5.8%増となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、1.7%減だった。

その他は、食堂・喫茶が32.5%増、家具が9.5%増、その他の商品が0.7%増、家庭用電気機械器具が7.0%減、家庭用品が1.8%減となったため、その他全体では0.1%増となった。

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