ショッピングセンター/6月既存SC売上10.6%増、物価上昇で伸び悩みも
2022年07月25日 13:50 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が7月25日に発表した6月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比10.6%増となった。
前年同月は、北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、岡山県、福岡県が20日まで、沖縄県は月を通じて緊急事態宣言下となり、休業や時短営業の影響で売り上げが大きく落ち込んだ。
今年は全国的に新型コロナウイルスの感染状況の落ち着きが見られ、イベントやセールの実施により来館者増で売り上げを伸ばしたSCが多かった。梅雨明けが早く気温が上昇したことで、衣料、雑貨などの夏物商材を求める動きが活発化した。観光立地のSCでは、前年と比較して修学旅行やシニア層の団体などの観光客の姿が多く見られたという声も聞かれた。
2019年6月と比較すると、13.4%減とコロナ禍前の水準は下回っているものの、前月に引き続き売り上げが回復傾向にあることが見てとれる。
一方で、人出は戻ったが客単価が下がって売り上げが伸び悩んでいるSCも見られ、同協会ではこれは物価上昇による値上げの影響ではないかとしている。
テナントは、13.6%増となった。業種別に見ると、ファッションは梅雨明け後の気温の上昇により夏物衣料の売れ行きが好調だった一方、中国・上海のロックダウンの影響により、一部の衣料品に在庫不足が引き続き見られた。飲食は行動制限がなく外出需要が高まったことにより、特に昼の時間帯に客数増加しているという。
キーテナントは、0.3%増。前年同月は緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の発出による生活必需品の買いだめが多かったが、今年はその特需の影響が薄まった。
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