ファミリーレストラン/7月既存店売上すかいらーく18%増、サイゼリヤ24%増
2022年08月23日 11:40 / 月次
ファミリーレストラン主要5社が発表した7月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく18.0%増、サイゼリヤ24.0%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)20.9%増、ジョイフル16.4%増、ロイヤルホスト21.6%増となった。
既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 | |
すかいらーく | 18.0%増 | 17.0%増 |
サイゼリヤ | 24.0%増 | 23.8%増 |
デニーズ | 20.9%増 | 16.9%増 |
ジョイフル | 16.4%増 | 14.7%増 |
ロイヤルホスト | 21.6%増 | – |
客数は、すかいらーく16.3%増、サイゼリヤ16.2%増、セブン&アイ・フードシステムズ18.0%増、ジョイフル10.4%増、ロイヤルホスト19.1%増だった。
客単価は、すかいらーく1.4%増、サイゼリヤ6.7%増、セブン&アイ・フードシステムズ2.5%増、ジョイフル5.4%増、ロイヤルホスト2.1%増となっている。
■すかいらーくホールディングス(2021年12月期:売上高2645億円)
既存店売上高は18.0%増、客数16.3%増、客単価1.4%増。全店売上高17.0%増。
2019年比既存店売上高11.9%減。
上旬は6月のキッズ99円キャンペーンの残存効果や歴史的に早い梅雨明けの影響もあり、客数は比較的順調だった。しかし、中旬以降は感染者数の急増を受け、出控え傾向が顕著になっている。
時間帯別では、コロナ第7波報道の増加を受け、月末にかけて特に18時以降の客数が落ち込んだ。
地域別では、キッズ99円キャンペーン終了後、低単価支払い層の反応が大きかった地方での客数が減少した。
客層別でみると、キッズ99円キャンペーン実施前と比べると、低単価支払い層や30代~40代男性女性の客数減少は比較的緩やかになった。コロナ第7波の報道を受け、今まで好調だったシニア層の出控えが再び顕著になっている。
店舗面ではリモデル31店舗、転換2店舗(バーミヤン2店)、新規出店はなくグループ計3085店舗。
■サイゼリヤ(2021年8月期:売上高1265億円)
既存店売上高24.0%増、客数16.2%増、客単価6.7%増。店舗数1032店。
全店売上高23.8%増、客数16.2%増、客単価6.6%増。店舗数1074店。
休業5店、閉店3店だった。
「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。
■セブン&アイ・フードシステムズ(2022年2月期:売上高447億円)
デニーズ
既存店売上高20.9%増、客数18.0%増、客単価2.5%増。
全店売上高16.9%増。
■ジョイフル(2021年6月期:売上高476億円)
既存店売上高16.4%増、客数10.4%増、客単価5.4%増。
全店売上高14.7%増、客数8.7%増、客単価5.5%増。
出退店0、店舗数合計571店。
■ロイヤルホールディングス(2021年12月期:外食事業450億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高21.6%増、客数19.1%増、客単価2.1%増。
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