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すかいらーく/12月既存店売上高は2.1%増、客数8.5%減、客単価11.6%増

2023年01月19日 14:49 / 月次

すかいらーく(2021年12月期売上高:2645億円)が発表した12月の月次によると、既存店売上高は2.1%増、客数8.5%減、客単価11.6%増、全店売上高1.0%増となった。

月度 売上高 客数 客単価
全店 前年比 既存店 前年比 既存店 前年比 既存店 前年比
1月 15.1%増 15.8%増 11.8%増 3.6%増
2月 7.7%減 6.9%減 6.0%減 1.0%減
3月 1.6%減 1.0%減 1.3%減 0.4%増
4月 9.9%増 10.6%増 7.5%増 2.9%増
5月 21.3%増 22.0%増 14.9%増 6.2%増
6月 25.2%増 26.0%増 25.4%増 0.5%増
7月 17.0%増 18.0%増 16.3%増 1.4%増
8月 24.8%増 26.0%増 18.8%増 6.1%増
9月 30.1%増 31.4%増 20.0%増 9.5%増
10月 18.2%増 19.4%増 10.2%増 8.3%増
11月 6.3%増 7.6%増 1.1%減 8.8%増
12月 1.0%増 2.1%増 8.5%減 11.6%増

2019年比の既存店売上高は8.3%減となっている。

12月は客単価好調が継続。客数は減少したが、前年はアルコール99円キャンペーンで客数が大幅に増加したことを鑑みると堅調に推移している。需要の戻りに応じて、夜間営業時間の再延長を検討中。大都市圏以外では物価の高騰が、生活防衛意識の高まりに影響している模様だ。このほか、目的来店型の専門店ブランドが引き続き売れている。

プロモーション面では、ガストの場合、ミシュラン1つ星レストランのシェフとコラボした全4品のコース料理が高単価にもかかわらず、TVCMやタオルプレゼントなどの販促もあり好調。

バーミヤンとジョナサンでは、年末需要に向けた特別メニューの拡充などで客単価が上昇した。

しゃぶ葉は、12月に値上げを行い、新しい海鮮付きコースも好評を得ている。

店舗面では、12月度はリモデル9店、リフレッシュ15店。リモデル9店の単月効果は9.0%だった。

そのほか、フロアサービスロボットは予定していた全3000台(2029店舗、主にガスト、しゃぶ葉、バーミヤン、ジョナサン)の導入が完了。すかいらーくグループの冷凍食品が、自社工場のある宮城県大衡村(おおひらむら)のふるさと納税の返礼品になった。

このほか、1月12日からのテイクアウト・デリバリー用のカトラリー有料化と、使い捨てフォークの木製から竹製への変更を発表している。

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