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カジュアル衣料/6月既存店ユニクロ3.4%減、しまむら4.8%増

2023年07月25日 14:10 / 月次

カジュアル衣料4社の6月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ3.4%減、しまむら4.8%増、西松屋0.6%増、ハニーズ4.3%増となった。

<6月実績>

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 3.4%減 0.1%増
しまむら 4.8%増 4.4%増
西松屋 0.6%増 4.1%増
ハニーズ 4.3%増 5.5%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(703店)+Eコマースの売上高は3.4%減、客数14.5%減、客単価12.9%増
直営店(795店)+Eコマースの売上高は0.1%増、客数11.4%減、客単価13.0%増
出退店は、出店1店、退店3店だった。

6月は、前半は増収と好調だったものの、後半に気温が低下し、夏物商品の販売が伸び悩んだことで、月全体の既存店売上高は減収となった。

■しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は4.8%増
全店売上4.4%増、客数2.0%減、客単価6.6%増
出店1、退店2で月末店舗数1418店

6月度は、お出かけ需要や気温の上昇により、夏物のアウター衣料と肌着や寝具などの実用品が売上を伸ばした。アウター衣料では、婦人ティーンズ向けのTシャツやパンツが好調で、紳士では JB「SEASON REASON」や「LOGOS DAYS」のコーディネート企画が売れ筋となった。 実用品では、PB「CLOSSHI」のインナーや敷パッド、ラグが好調だった。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高0.6%増、客数4.9%減、客単価5.7%増
全店売上4.1%増、客数1.5%減、客単価5.6%増
出店6店、退店2店で、月末店舗数は1087店舗

6月は、期間の後半に気温が上昇したことで、水着やビーチバッグなどプール用品をはじめ、夏物商品の売上高が大きく伸びた。加えて、レインブーツやレインコートの売上高も非常に好調だった。

■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高4.3%増、客数4.5%減、客単価9.2%増
直営店売上高5.5%増、客数3.7%減、客単価9.4%増
出店1、退店0、月末店舗数872店

6月は、月を通して気温が高く夏物が好調に動いたことで、既存店売上は前年を超えた。商品としては、ブラウス、カットソー、パンツが売れ筋となった。

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