総合スーパー/7月はイオン0.5%増、PPIH2.7%増、ヨーカドー4.8%減
2024年08月30日 10:00 / 月次
流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、7月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール0.5%増、PPIH(国内リテール主要5社)2.7%増、イトーヨーカ堂4.8%減となった。
<7月の実績>
社名 | 既存店売上高(前年同月比) | 全店売上高(前年同月比) | |
イオンリテール | 0.5%増 | 1.0%増 | |
PPIH | 2.7%増 | 4.2%増 | |
イトーヨーカ堂 | 4.8%減 | 6.0%減 |
■イオンリテール(2024年2月期:売上高1兆6798億円)
既存店0.5%増、全店1.0%増
7月12日より「松竹梅プレミアムセット」をはじめとした、お買得企画や贅沢なごちそうメニューなど目玉商品を最大1180品目取りそろえた大型企画「イオン 超!ナツ夏祭り」を開催。スポーツ観戦や夏休みの遊び需要などに対応したこだわり商品や空調家電などが好調に推移し、既存店売上高は2カ月連続で前年実績を上回った。
部門別では、生鮮の水産、農産やグロサリー、デリカが好調で、食品売上高は既存店の前年実績を23カ月連続で上回っている。
また、化粧品や調剤などが好調に推移したヘルス&ビューティケアも29カ月連続で前年の既存店売上高を上回った。
■PPIH(2024年6月期:売上高2兆950億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上2.7%増、客数1.5%減、客単価4.3%増、対象店舗数598店
全店売上高4.2%増、対象店舗632店
・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高4.0%増、客数1.7%減、客単価5.7%増。家電製品3.4%減、日用雑貨品9.9%増、食品1.3%増、時計・ファッション用品6.3%増、スポーツ・レジャー用品3.0%増、対象店舗数468店
全店売上高6.0%増、対象店舗501店
・GMS事業(ユニー)
既存店売上高1.2%減、客数1.0%減、客単価0.2%減
衣料品10.2%減、住居関連品1.0%減、食品0.6%増、対象店舗数130店
全店売上高1.3%減、対象店舗131店
■イトーヨーカ堂(2024年2月期:売上高7373億円)
既存店総売上高(SC計)4.8%減、商品売上7.5%減、客数5.2%減、客単価2.5%減、テナント0.8%増
全店総売上計6.0%減、うち商品売上9.6%減、テナント他1.5%増
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