コンビニエンスストア/8月既存店0.2%増、災害用の備蓄需要が好調

2024年09月20日 15:14 / 月次

日本フランチャイズチェーン協会が発表した8月のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高1兆84億2400万円(前年同月比0.2%増)、来店客数13億7126万2000人(0.5%減)、平均客単価735.4円(0.8%増)となった。

月度 売上高
全店前年比 既存店前年比
4月 0.2%増 0.5%増
5月 1.3%増 1.2%増
6月 1.1%増 1.6%増
7月 0.6%増 0.4%増
8月 0.6%増 0.2%増

全店ベースの売上高1兆490億7000万円(0.6%増)、店舗数は5万5730店(0.1%減)、来店客数14億3758万4000人(0.2%増)、平均客単価729.7円(0.4%増)だった。

8月は、台風などの影響により記録的な降水量となる地域があり、来店客数に影響を及ぼしたものの、災害用の備蓄需要によりカップ麺、水といったソフトドリンクが好調だった。

また、おにぎり、菓子、玩具、たばこが好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回っている。

売上高は全店33カ月連続、既存店9カ月連続のプラス。客数では全店5カ月連続のプラス、既存店は5カ月ぶりのマイナス、客単価は全店・既存店ともに2カ月ぶりのプラスとなっている。

既存店ベースの商品別売上高は、日配食品前年同月比1.5%減、加工食品1.5%増、非食品2.5%増、サービス9.0%減となった。

既存店ベースの商品別売上構成比は、日配食品35.0%、加工食品29.3%、非食品31.2%、サービス4.5%。

調査の対象は、JFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

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