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リテールDX/西友の大久保CEO、オイシックス登壇6月29日・7月2日無料配信

2021年06月08日 13:50 / セミナー

日本ビジネスプレスは6月29日、「第4回リテールDXフォーラム~攻めのデジタルシフトで顧客から選ばれる小売業経営を実現する~」を開催する(再配信7月2日)。

<西友の大久保CEO、オイシックス、アシックスなど登壇>
西友の大久保CEO、オイシックス、アシックス登壇

小売業はいま、急激な変化への対応が求められている。スマートフォンやSNSをはじめとしたデジタルツールの発展と浸透が、消費者の価値観・購買行動の多様化に拍車をかける一方で、EC市場の伸長によりリアル店舗の在り方を見つめ直す必要性に迫られている。

もとより生産性の低さが指摘される日本の小売業において、DXによる生産性の向上は待ったなしの状況だ。

4回目の開催となる「リテールDXフォーラム」では、小売業を専門にコンサルティングを手掛けるリテイルサイエンス社の創業者にして、ドラッグイレブン、成城石井、セブン&アイ・フードシステムズなどの経営を経て、今年3月に西友の社長兼CEOに就任した大久保恒夫氏が登場。また、ファミリーマートのデジタル統括責任者として全社デジタル戦略の策定、ファミペイの垂直立上げなどのDXを全面的に指揮した植野大輔氏、オイシックス・ラ・大地の子会社で、日本全国で移動スーパーを展開するとくし丸を率いる新宮歩社長、セブン&アイ・ホールディングスのCIO・取締役として、同社のオムニチャネル戦略を牽引し、現在はDXコンサルタントとして活躍する鈴木康弘氏など、小売業DXにおけるキーパーソンが多数講演する。

■開催概要
日時:2021年6月29日(火)開催/再配信:7月2日(金)11:00~17:15
主催:日本ビジネスプレス(JBpress)
受講料:無料(事前登録制)
受講対象者:小売業の経営者・役員・部門長クラス、経営企画部門、人事・労務部門、店舗運営部門、 マーケティング部門、デジタル部門、IT部門
※企業・団体にご所属でないお客さまにつきましてはご参加いただけません
協賛社:セールスフォース・ドットコム/富士通/アドビ/スタディスト/ニュータニックス・ジャパン合同会社
併催:同セミナーは、6つの大型オンラインセミナー「JBpress DX Week 2021<夏>」の一部として開催。
第9回 DXフォーラム
第6回 ワークスタイル改革フォーラム
第2回 Marketing&Sales Innovation Forum
第1回 金融DXフォーラム
特別企画 DXインフラ戦略セミナー

詳細・申込はこちら

■プログラム
11:00特別講演1「成功=ヒト×DX」
鈴木 康弘氏
デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。99年イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)代表取締役社長就任。2006年セブン&アイHLDGSグループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS執行役員CIO就任。15年同社取締役執行役員CIO就任。16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。デジタルシフトを目指す企業の支援を実施している。

IT化・システム化ばかりで遅々として進まない日本企業のDX。その原因はヒトと組織にある。実際に変革の現場で直面してきた、経営者の意識変革や現場の理解、そして抵抗勢力との闘い。改革に立ちはだかる壁の乗り越え方から、成功のステップを自身の実体験をもとに解説する。

11:35セッション1 海外の最新事例から紐解く~店舗受け取りや自宅配送など購買後の顧客体験向上の秘訣~
小川 哲氏
セールスフォース・ドットコム
インダストリートランスフォーメーション事業本部小売消費財業界 シニアマネージャー、リテール・ストラテジスト

コロナ禍を通じて、小売業のあらゆる業種で店舗受取や自宅配送などの購買後(Post Purchase)の顧客体験が浸透した。その結果、消費者がこれらのサービスに求めるレベルは、益々高まっており、ついにはECのコンバージョンレートを左右するまでに至っている。店舗受取や自宅配送などにおける顧客体験の向上に取り組む海外小売業の取り組みを紹介する。

12:10休憩

13:00特別講演2 coming soon
植野 大輔氏
DX JAPAN 代表

13:35セッション2 生体認証が創るこれからの新しいリテールのかたち
鈴木 良氏
富士通
デジタルソリューション事業本部 Smart Retail事業部

平野 早紀氏
富士通
ソーシャルデザイン事業本部 生体認証事業部 サービスビジネス部

新型コロナウイルス感染症の拡大により、これまでの生活様式は大きく変わった。我々の日常生活の一部でもある「買物」にも、その影響は色濃く出ている。ローソンが実現された新しい買物のかたちを中心に、これからのニューノーマル時代に向けた非接触・非対面を実現する手段について、最新の技術動向や富士通の取り組みを説明する。

14:10セッション3 アジャイル型開発で勝負するOnitsuka Tigerグローバルデジタルコマース戦略
庄田 良二氏
アシックス
常務執行役員 オニツカタイガーカンパニー長

洞田 潤氏
五反田電子商事
代表取締役

長川 将之氏
アドビ
デジタルエクスペリエンス営業統括本部 リードプロダクトスペシャリスト(Adobe Commerce)

グローバル展開する日本発のファッションブランドOnitsuka Tigerは、各国のビジネスフェーズに合わせて、スモール&クイックスタートでのEC(OMO)システムの立上げをアジャイル型開発にて行いフェーズに応じて改良する方法で、急ピッチでデジタル化を推し進めている。Onitsuka Tigerのグローバルデジタル戦略の全貌を、ブランドトップと同ブランドのデジタルコマース展開をサポートするグローバルDXベンダーの代表が解説する。

14:45特別講演3 「売りすぎず」躍進した移動スーパー・とくし丸 AIの対極にあるビジネスモデルから見たデジタル化の余地とは?
新宮 歩氏
とくし丸
代表取締役社長
オイシックス・ラ・大地 執行役員
2003年旧オイシックス(現オイシックス・ラ・大地)に入社。
EC事業部にてOisixのサービス開発・運用を経てM&Aや新規事業の立ち上げを担当。2016年より同社の執行役員と、とくし丸の取締役を兼務。2020年6月とくし丸の代表取締役社長に就任

創業から10年間で140社以上の地域スーパーと提携、熱心なドライバーによって全国800台まで拡大した「とくし丸」。AIの対極にある超アナログな方法で12万人のおばあちゃん達と年間100回、直にコミュニケーションをとってきたからこそ解った、高齢者に真に求められているサービスとは?買い物難民支援のみならず、これからの社会情勢の中で増やしていきたい役割、EC×サブスクのOisixから見たデジタル化の余地についても紹介する。

15:20セッション4 新時代の手順書で本部・店舗間のコミュニケーションを変える
藤澤 徹志氏
スタディスト
営業部・マネージャー

小売業界は「withコロナ」が続く中で商品の需給バランスの変化やサプライチェーンの混乱など、大きな影響を受けた。コロナ禍で業務の仕組みを大きく変更し、コロナ以前の手順やルールから頻繁な変更を余儀なくされていることもある。そういった頻繁な業務手順の変更を迅速に行い、現場に浸透させるためには業務手順書の存在が不可欠。業務手順書をどう活用し業務標準化を成し遂げるのかについて説明する。

15:55セッション5 NutanixのIoTソリューションによるデジタルトランスフォーメーションの実現とリテールエリアにおける事例
内田 翔氏
ニュータニックス・ジャパン
ポートフォリオスペシャリスト

顧客のニーズ多様化、新興勢力という脅威の中での競争力確保、持続的な成長のため、あらゆる企業が、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。「クラウドネイティブ」「AI/IoT」「マルチクラウド」などが技術要素となるが、これらを実現するためのアプリケーション基盤に求められる要件は非常に複雑だ。NutanixのAI/IoT基盤、リテールエリアにおけるDXプロジェクトへの活用事例を紹介する。

16:30特別講演4 小売業のDXの要諦
大久保 恒夫氏
リテイルサイエンス ファウンダー
合同会社西友 社長兼CEO
1979年3月早稲田大学法学部卒業後、イトーヨーカ堂 入社、その後、プライスウォーターハウスコンサルティング、財団法人流通経済研究所を経て、1990年9月リテイルサイエンス設立、代表取締役社長就任。ドラッグイレブン社長、成城石井社長、セブン&アイHD常務執行役員を経て、リテイルサイエンス社長に復帰。2021年3月西友社長兼CEOに就任。

情報システムの進化により、小売業のDXが重要な課題になっている。さらに、コロナによりDXの取り組みのスピードアップが求められている。小売業のDXは、将来のものでも、机上の空論でもない。時代の変化と小売業の対応、今、取り組むべき小売業のDXを具体的に説明する。

■問い合わせ先
JBpressセミナー事務局
日本ビジネスプレス内
Mail:seminar@jbpress.co.jp

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