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マーケティングのDX/ローソン、ワークマン登壇6月30日7月3日無料配信

2021年06月10日 13:30 / セミナー

日本ビジネスプレスは6月30日、「第2回Marketing&Sales Innovation Forum~新常態下で求められるマーケティング&セールスのデジタルシフト~」を無料配信する(7月3日再配信)。

<ワークマン土屋専務、ローソン大谷執行役員などが登壇>
ワークマン土屋専務、ローソン大谷執行役員などが登壇

コロナ禍を経て、今マーケティングやセールスの在り方を根底から見直す必要に迫られている。

BtoCのセッションでは、ワークマンの快進撃をデータ経営で支え、2019年には「マーケター・オブ・ザ・イヤー」大賞を受賞した土屋哲雄専務をはじめ、NTTドコモ、日本コカ・コーラ、日本ケロッグなどを経て、現在はローソンでマーケティング組織改革を進める大谷弘子氏、『コトラーのマーケティング・コンセプト』をはじめとしたフィリップ・コトラーの著作に関する数々の翻訳プロジェクトを統括してきた、わが国マーケティング研究の権威、早稲田大学教授の恩藏直人氏など、
消費者向けマーケティングの分野をリードする第一人者による講演を配信予定だ。

また、BtoBのセッションでは、世界有数のBtoB企業であるGEヘルスケア・ライフサイエンス社で、営業とマーケティング両方のトップマネジメントを経験し、全世界における同社のデジタルマーケティング戦略を日本から統括した異例のキャリアを持つ飯室淳史氏と、日本で初めてナーチャリングの概念を啓蒙し、一般社団法人営業デジタル化協会代表理事、NIKKEI BtoBマーケティングアワード審査員など、わが国BtoBマーケティング関連の要職を務めている上島千鶴氏が登壇する。

このほか、マーケティングとセールスの高度化にテクノロジーの力で貢献するテクノジー企業などによるプレゼンテーションを交えながら、コロナ禍とデジタル化で激変するマーケティングとセールスの最新トレンドを学び取れるプログラムを用意している。

■開催概要
日時:2021年6月30日(水)開催/再配信:7月3日(土)
主催:日本ビジネスプレス(JBpress)
受講料:無料(事前登録制)
受講対象者:営者、役員、部門長クラス、マーケティング部門、営業部門、
経営企画部門、 各事業部門、IT部門
※企業・団体にご所属でないお客さまにつきましてはご参加いただけません
協賛社:インキュデータ、キーエンス、アドビ、アールスクエア・アンド・カンパニー、レイヤーズ・コンサルティング
併催:同セミナーは、6つの大型オンラインセミナー「JBpress DX Week 2021<夏>」の一部として開催
第9回 DXフォーラム
第6回 ワークスタイル改革フォーラム
第4回 リテールDXフォーラム
第1回 金融DXフォーラム
特別企画 DXインフラ戦略セミナー

詳細・申込はこちら

■プログラム
10:15基調講演 新しいマーケティング発想
恩藏 直人氏
早稲田大学
商学学術院 教授
早稲田大学商学部卒業。同大学商学学術院長、商学部長などを歴任。現在は早稲田大学商学学術院教授、同大学の常任理事。専門はマーケティング戦略。博士(商学)。マーケティングに関する多数の単著・共著のほか、『コトラーのマーケティング・コンセプト』、『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』をはじめとする、フィリップ・コトラーやケビン・レーン・ケラーらの著作に関する翻訳プロジェクトの多くを統括。

コミュニケーションの在り方が変わり、所有に対する意識が変わるなど、マーケティングを取り巻く環境が激変している今日、新しいマーケティング発想が求められるようになっている。消費者を捉えたり、製品開発を進めたりする上で、求められるマーケティング発想のポイントについて解説する。

10:50セッション1 カシオ計算機がグローバルで取り組む、「ユーザーファースト」の事業活動への変革
石附 洋徳氏
カシオ計算機
デジタル統轄部長
兼 デジタル共創推進部長

田中 龍氏
インキュデータ
データビジネスコンサルティング本部
本部長

個人が多様化する社会の中で、ユーザーのライフタイムバリューを最大化するためには、企業が直接ユーザーと繋がり、ユーザーの想いに企業が適切に応えられる仕組みを構築することが重要。カシオ計算機は、世界中にいるユーザー一人ひとりに向き合い、データを起点としたマーケティングや事業活動の実現に向けて全社的にDXの推進に取り組んでおり、その内容について紹介する。

11:25特別講演1 マーケティングチームの「組織横断型リーダーシップ」でニューノーマル時代を勝ち抜く
大谷 弘子氏
ローソン
執行役員 マーケティング戦略本部 副本部長 兼 商品本部 副本部長

慶応義塾大学を卒業後、日本電信電話(NTT)に入社し、新規事業開発、海外投資を担当。その後、NTTドコモでマーケティングに。1991年英国エジンバラ大学経営大学院にてMBA取得。日本コカ・コーラ、キャドバリー・ジャパン(現モンデリーズ・ジャパン)、キャドバリー・アジア・パシフィック本社、日本ケロッグを経て、2019年3月 ローソン 理事執行役員マーケティング戦略本部副本部長。2020年3月より現職。

お客さまの価値観はますます多様化し、これまで以上に不確実性が高まるニューノーマル時代。対応が難しくなる一方、スピードアップが求められている。そのような環境下で結果を出し続けるためには、会社全体がお客様視点を強化し、組織を一体化させてチャレンジを続けることが重要。組織横断型リーダーシップを発揮して全体をリードする「力のあるマーケティング組織」が成功の鍵を握る。

12:00 休憩

13:00特別講演2 こうやって失敗する営業とマーケティング
飯室 淳史氏
B2Bhack.com LLC
代表

世界有数のB2B企業である米GE(ゼネラル・エレクトリック)で、セールスとマーケティング両方の統括本部長からアジアパシフィックCMO、日本のカントリーマネージャー、執行役員までを経験し、日本人で唯一のグローバルデジタルCMOとして、同社のデジタルマーケティング戦略の全世界統括をした異例の実務と経営リーダーの経験を持つ。数え切れない失敗から学び続ける「実践的先駆者」と呼ばれている。

よくメディアから「ニューノーマル時代の営業とマーケティングの最適解は何ですか」と聞かれるが、いまどき主語が自分たち「営業」や「マーケティング」のままではもう生き残れない。ニューノーマル時代であろうがなかろうが一番に考える主語は「お客さま」。そのお客さまからすれば営業もマーケティングも区別がないことを考えると、これから我々はどう進化すればいいのか、数え切れない失敗から飯室氏と一緒に考える。

13:35セッション2 営業利益率50%超のキーエンスに、営業/マーケのデータ活用について聞いてみた ~事前質問受付中!~
柘植 朋紘氏
キーエンス
データアナリティクス事業グループ
マネージャー

キーエンスの高収益は、データを基にした営業/マーケティングが支えている。今回のイベントは、事前に視聴者から集めた質問に、一問一答形式で回答していくラジオ番組形式。今注目されているキーエンスのデータ活用。時間に限りはありますが、その一部を配信する。「営業と連携したBtoBマーケ」「現場の動かし方」「ターゲティング手法」「データの蓄積法」など事前質問受付フォームはこちら。https://forms.office.com/r/e4WUJXYmLL

14:10セッション3 DX時代に求められる営業の変革とは
祖谷 考克氏
アドビ
DXマーケティング&セールスデベロップメント本部 執行役員 本部長

昨今の状況下で対面の営業活動が制限され、顧客との接点がオンラインに移る中、営業のDX化が求められている。営業のDX化には様々な要素が求められているが、とりわけデータの蓄積と活用、マーケティング部門と連携した組織的な活動が必要。営業DXに求められるデータ基盤の構築と、それにより見込まれる営業スタイルの変化について紹介する。

14:45特別講演3 対面営業のKKD神話が崩壊する今、デジタル接点やデータを活用した新組織体を構築せよ
上島 千鶴氏
Nexal
代表取締役
理工学部経営工学科卒。1996年大手情報サービスにて人事、営業、企画、事業開発、2004年複数の外資系ITを経て07年独立系コンサル会社Nexal,Inc.を設立。全タッチポイントを顧客中心に再設計するBtoC、事業戦略からマーケティングを定義し組織成長を後押しするBtoBなどマーケティング×セールス変革に専念。過去13年間で大手200事業体を超える豊富な(泥臭い)現場経験と幅広い知見(戦略から実装・運用)を持つ。

上島氏の著書「営業を変えるマーケティング組織のつくりかた~アナログ営業からデジタルマーケティングへ変革する」の中から、昭和型のKKD(勘、経験、度胸)対面営業スタイルが通用しない今、営業組織をデジタル接点やデータを活用した「デジタルマーケティング型組織」へと変革する要約を世代別に解説。特にBtoB大手企業や法人営業組織を担う事業部のビジネスパーソンを対象にしている。

15:20セッション4 営業の育成と成果をつなぐ「セールス・イネーブルメント」という営業DXアプローチ
山下 貴宏氏
アールスクエア・アンド・カンパニー
代表取締役社長/共同創業者

コロナ禍においてセールス・イネーブルメントが着目されている。セールス・イネーブルメントとはどのような手法なのか。データを活用して育成と成果をつなぐ仕組みについて解説する。

15:55セッション5 Beyondコロナで勝ち残る営業&マーケティングへの改革
佐藤 隆太氏
レイヤーズ・コンサルティング
事業戦略事業部 マネージングディレクター

コロナ禍によって加速したデジタル化の波。デジタル化の本質を理解せず、改善レベルに留まるのか、ビジネスモデルやプロセスの抜本的な再構築を狙いデジタルトランスフォーメーションを起こすのか、企業の進むべき方向が問われている。非接触・非対面シフトに伴い、顧客接点が大きく変わる中で、Beyondコロナで本当に勝ち残っていく営業&マーケティングの戦略や営業機能の再構築等の変革ポイントを事例を交えて説明する。

16:30特別講演4 ワークマンのMarketing とSales の驚きの新手法~アウトドアウェアの4000億円空白市場を切り拓いた秘密~
土屋 哲雄氏
ワークマン
専務取締役
東大経卒。三井物産を経て12年ワークマン常務取締役。19年専務取締役(現任)。新業態店は「2019年日経ヒット商品ベスト30」で1位。「日経マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」で1位。20年と21年5月迄のTVキー局露出時間で1位。日経ブランド・ジャパン 2021の「総合力」上昇ランキング1位。自身初の著作『ワークマン式「しない経営」-4000億円の空白市場を切り拓いた秘密-』(ダイヤモンド社)はAmazon全書籍売上ランクで一時9位。

ワークマンの新業態店「ワークマンプラス」と「#ワークマン女子」はコロナ下でも大躍進。低価格で高機能のアウトドアウェアはなんと4000億の空白市場。巨大な第2のブルーオーシャン市場をどう切り拓いたか。業界1位になるだけでなく、100年の競争優位を築く製品をどう開発/販売したか。有力SNS発信者であるアンバサダーとの無償かつ善意ベースの協業、過酷ファッションショー、イベント型店舗など他社にない革新的な手法を紹介する。

※講演内容・タイムテーブルは変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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