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三越伊勢丹HD、トランジットジェネラル/飲食店運営で合弁会社を設立

2016年01月20日 21:15 / 店舗経営

三越伊勢丹ホールディングスとトランジットジェネラルオフィスは1月20日、飲食店の企画と運営事業を行う合弁会社「三越伊勢丹トランジット」を設立した。

新会社は、海外ブランドとのライセンス契約、独自開発するカフェ、専門店、レストラン、フードコートの企画運営を担当する。

資本金は3000万円で、出資比率は三越伊勢丹HD51%、トランジット49%。

代表取締役社長には、トランジットジェネラルオフィス取締役副社長の垂水謙児氏が就任した。

代表取締役会長に、三越伊勢丹常務兼三越伊勢丹ホールディングス常務の前野広氏が就任した。

三越伊勢丹HDは、グループビジョンに、「常に上質であたらしいライフスタイルを創造しお客さまの生活の中のさまざまなシーンで、お役に立つことを通じてお客さま一人一人にとっての生涯にわたるマイデパートメントストアになる」ことを掲げている。

その実現に向けて、中期経営計画における成長分野の拡大において、顧客のライフイベントに沿ったコト領域には大きな可能性があると捉え、グループの強みを活かした独自性の高い新規事業の開発を進めている。

トランジットは、「空間創造総合企業」としてファッション、建築、デザイン、アート、音楽、飲食などをコンテンツに遊び場を創造し、ユニークでエッジの効いたテイストやセンス、サービスを心がけ、常に顧客に満足を提供することを念頭に、飲食、ホテルなどのプロデュース、カフェやレストラン、イベント、シェアオフィスなどの事業を展開している。

消費者のライフスタイルや価値観が大きく変化し、飲食マーケットに注目が集まる中、三越伊勢丹グループの店舗、顧客、ブランド力とトランジットジェネラルオフィスが持つ、トレンド感の強い飲食ブランドの発掘力、飲食店舗の企画、運営オペレーションのノウハウを融合して、両社による協業だからこそ実現できる、お客への提供価値の高い飲食店舗を共同で創造する。

三越伊勢丹グループとトランジットは、飲食事業をスタートとして、今後その他の分野でも協業を進め、新たな価値を創造し提案するという。

新会社の概要
社名:三越伊勢丹トランジット
本社:東京都新宿区新宿5-16-10
事務所:東京都港区北青山3-5-6
(トランジット本社内)

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