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日販/熊本地震で被災書店に100名が復旧作業

店舗経営/2016年04月27日

日本出版販売は4月27日、熊本地震を受け、本社と九州支店に対策本部を設置し、被災した取引書店の復旧支援をグループ会社とともに実施していると発表した。

九州支店に現地対策本部を設置し、ライフライン・取引先被害状況・商品配送状況等の現状確認とともに、物的・人的支援を進めている。

取引先の状況(4月27日8:00時点)は、書店が被災店舗55店舗中、40店舗で営業再開。コンビニエンスストアは、被災店舗305店舗中、300店舗で営業再開。スタンド店は、被災店舗79店舗中、59店舗で営業再開 している。

<復旧作業 TSUTAYA AVクラブ 御領店(熊本市)>
復旧作業 TSUTAYA AVクラブ 御領店(熊本市)

復旧作業 TSUTAYA AVクラブ 御領店(熊本市)

物的支援では、4月18日に取引書店への物資の輸送を開始。以降、水・食料・生活用品等、被災地の要望に応じた物資の輸送を実施した。

<TSUTAYA AVクラブ 浜線店(熊本市)>
TSUTAYA AVクラブ 浜線店(熊本市)

人的支援では、4月21日より3クールに分けて、グループ会社含め約100名規模の人員を現地に派遣し、被災した取引書店の復旧作業(清掃・什器撤去・商品仕分け等)を行っている。

<運送会社(天龍運輸熊本倉庫)での作業>
運送会社(天龍運輸熊本倉庫)での作業

復旧の目途が立った書店も出てきており、4月21日に営業を再開したTSUTAYA AVクラブ 琴平店では、開店直後から多数のお客が来店し、前年比150%の売上となった。

<支援物資>
支援物資

その他の書店も、再開後の売上が前年を上回っており「地域の人々にとっての書店や本という存在の大きさを、社員一同、改めて感じている」という。

<応援作業員集合写真>
応援作業員集合写真

しかし、現在も多くの取引先が営業を再開できない状況にあり、日販グループは今後も、取引先と被災地の方々の一日も早い復興のため、支援を継続する。

TSUTAYA AVクラブ 清水バイパス店の浦野店長は「震災後、2階からの浸水や什器倒壊で4月15日より閉店していたが、再開の目処が立たない状況だった。応援をいただき、23日に本売り場を早期に復旧出来た。レンタルも28日には全面復旧できる見込み。迅速かつ手厚い支援、心より感謝します。」と述べていた。

TSUTAYA AVクラブ 琴平店の津留店長は「震災後、4月16日には早期復旧できると見込んでいたところ、本震がきて完成寸前の売場が崩壊し心が折れかかっていた。店の従業員だけでは、未だに再開の見込みも立っていないと思います。たくさんのご支援で、20日には本売り場が開店、21日には全面再開出来ました。従業員一同、復旧作業応援に感謝しています。」と語った。

カメヤBOOK宇土シティ店の宮原社長は「スタッフも震災しており、なかなか集まらない中での先週の本店の応援、また急遽決まった宇土シティ店のオープンにも応援対応頂き、感謝しております。地域の皆さまからも復興を期待されていますので本当に感謝しております。本の力で地域の皆さまを元気付けたいと思います。」と述べた。

復旧作業にあたった社員は「このような大変な状況においても、書店の皆様が前を向いて頑張っていらっしゃるところを見て、微力ながらも復旧のお手伝いができて良かったと思っている。」「復旧作業を行った2店舗のBOOK売場がオープンしたと聞き、疲れも吹き飛んだ。」とコメントしている。

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