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三越伊勢丹/企画・発案ブランド「E-ZEY JAPAN」訴求で、カフェ出店

2017年10月18日 18:50 / 店舗

<メニューに使用した食材はQRコードでネット通販に連動>
メニューに使用した食材はQRコードでネット通販に連動

メニューに使用した食材を紹介するカードを作成し、QRコードを付けることで、三越伊勢丹のネット通販サイトに連動できる仕組みを取り入れた。

気に入った商品があれば、ネット通販サイトを通じて、お歳暮を贈ることができる。

<1階の物販コーナー>
1階の物販コーナー

カフェからお歳暮を贈ることはできないが、1階には食物販コーナーを設置し、食材やお菓子を単品で購入できる工夫をした。

<物販コーナーのディスプレイ>
物販コーナーのディスプレイ

商品統括部MD戦略部ギフト政策担当マネージャーの三堀泰佳氏は、「お歳暮はこれまで店舗のギフトセンターを中心に販売してきたが、従来の取り組みでは、お歳暮を贈る人しかギフト商品に触れる機会がない。プロモーションカフェを設置することで、お歳暮に馴染みのない人でも、ギフト商品に触れる機会が作れる」と語る。

配送手続きを伴うお歳暮の販売では、個人情報の取扱いの課題もあり、カフェで受注できない課題はあるが、お歳暮に馴染みのない人に、ギフトで使用する高品質な商品を知る機会を提供し、顧客接点を拡大する狙いだ。

<2階の客席>
2階の客席

店内には、日本の食文化のストーリーを紹介するWEBサイト「SHUN GATE(シュンゲート)」で掲載する写真を掲示し、生産者の紹介も行っている。

<生産者を紹介する写真>

2016年お中元時に、洋菓子15アイテムから始まった「イーゼイジャパン」は、2016年お中元時に41アイテムに拡大し、5月~8月までの販売実績は2.2倍となった。

2017年お歳暮では、56アイテムまで商品を拡大し、前年同期比で2倍の売上を目標としている。

食品・レストラン統括部付(ギフト・共通MD)マネージャー正道匡氏は、「全国どこでも同じNBを展開するギフト市場で特色のある商品を作るために、イーゼイジャパンを企画した。2018年度も2倍の売上高を目標としており、アイテム数も100アイテムまで拡大する計画だ。将来的には、海外でもイーゼイジャパンの商品を販売したい」と抱負を語った。

■店舗概要
所在地:東京都渋谷区代々木2-2-2
新宿サザンテラス内
TEL:03-3373-5300
営業時間:11時~21時
客席数:1階30席、2階50席、合計80席
店舗面積:1階約140m2、2階108m2

■E-ZEY JAPAN
http://e-zey.jp/

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