流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イトーヨーカドー奈良店跡地/観光型複合商業施設「ミ・ナーラ」に刷新

2018年04月19日 15:40 / 店舗

複合商業施設コンサルタントのやまきは4月24日、奈良市の旧「イトーヨーカドー奈良店」をリニューアルし、観光型複合商業施設「ミ・ナーラ」としてオープンする。

年間来館者目標2000万人、初年度売上目標150億円。

<外観イメージ>
外観イメージ

2017年9月に閉店した「イトーヨーカ堂奈良店」を刷新するもの。同店は、1989年10月に「奈良そごう」としてオープン、そごう百貨店時代には450億円ともいわれる年商があり、奈良県一の百貨店売上を誇っていた。

そごうの経営破綻に伴い、2003年7月に「イトーヨーカドー奈良店」としてオープンしていた。今回、地元住民も観光客も楽しめる約70店舗のテナント(食品スーパー1店舗、飲食16店舗、物販31店舗、サービス22店舗)が入居する。

1階には平城京の市場をイメージした食品スーパー「スーパーKOHYO」と銘店街、500席の大型フードコートなどが出店し、集客のベースを作る。

「はなまるうどん」「リンガーハット」「キッチンバウム」などが出店する。

2階、3階はワンフロア売場面積約9900m2のスケールメリットを生かして大小のカテゴリーの店舗を集積することで、相乗効果による集客が図れ、買い回りしやすく便利な空間を提供する。

「マックハウス スーパーストア フューチャー」「マライカ」「眼鏡市場」「しまむら」「バースディ」「セリア」「西松屋」などがオープンする。

4階には、新進気鋭のアーティストが創り出した「金魚ミュージアム」、忍者や芝居小屋など文化的なエンターテイメントの要素を取り入れた屋内型エンターテインメント体験施設 「NINJA TOWN」と、世界に誇る日本のサブカルチャーの街を作り、学生から訪日外国人観光客まで、幅広い人々に喜ばれる世界を目指す。

5階には、奈良市美術館のほか、奈良カルチャーセンター、ラウンドワンなどが入居する。

6階屋上には、奈良を一望できる忍者をテーマにしたビアガーデンと屋上スポーツガーデンを設置。

7階の展望フロアには、平城京を一望できる宿泊施設「センチュリオンホステル」が出店する。

施設概要
所在地:奈良県奈良市二条大路南1-3-1
敷地面積:5万3214.66m2(全体)
延床面積:7万2944.41m2
店舗占有面積:4万2387m2
営業時間:物販10時~21時、飲食11時~22時(一部店舗は異なる)
電話:0742-32-5133
駐車場:約1300台

■ミ・ナーラ
https://www.naraheijoplaza.com/

関連記事

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧