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ファミリーマート/立川、目黒、世田谷にドン・キホーテと共同実験店舗

2018年05月28日 17:20 / 店舗

ファミリーマートは6月1日、東京都立川市の「ファミリーマート立川南通り店」と東京都目黒区の「ファミリーマート大鳥神社前店」を、ドン・キホーテ店舗の品揃えや売場づくり・運営手法を取り入れた共同実験店舗としてリニューアルオープンする。

<店舗外観イメージ>

6月29日には、東京都世田谷区の「ファミリーマート世田谷鎌田三丁目店」を共同実験店舗としてリニューアルオープンする予定だ。

都内のファミリーマート直営店3店に、ドン・キホーテが推奨する日用品や加工食品等約2800種類を導入。ファサード看板には「Produced by ドン・キホーテ」をデザインする。立川南通り店(売場面積約155m2・駐車台数8台)の取扱商品数は約5000種類、うち、ドン・キホーテ取扱い商品約2,800種類で、通常の取扱商品の約1.7倍の品ぞろえとなる。

大鳥神社前店(売場面積約約150m2・駐車場なし)の取扱商品約4600種類、うち、ドン・キホーテ取扱い商品約2700種類で、通常の取扱商品の約1.5倍の品ぞろえを展開する。世田谷鎌田三丁目店の詳細は、現在、準備中となっている。

ドン・キホーテが持つ商品や売場づくりのノウハウを、ファミリーマートに導入するもので、日用品、お菓子、カップ麺などの加工食品の一部をファミリーマートに導入する。

店舗の一部の什器にハイゴンドラを採用し、店内の一部をドン・キホーテのコーナーとして展開する。

ドン・キホーテが得意するPOPについては、当初は、実験店の近隣のドン・キホーテ店舗やドン・キホーテ本部が供給するが、将来的にはファミリーマートのスタッフが用意できる体制を目指す。

商品や売場づくりなどの実験で、好調なものがあれば、フランチャイズ店舗への波及も検討したいという。

さまざま立地で実験をするため、立川南通り店は路面に面した駐車場付きのオフィス街立地、大鳥神社前店は住宅街とオフィス街が混在した立地で、駐車場はなく店舗の上層階は病院というビルインタイプの店舗となっている。

さまざまな業態との競争が激化するコンビニエンスストア業界において、ファミリーマートの基本的の売場づくりや品そろえにドン・キホーテ店舗の強みである地域のニーズに合わせた商品提案や、演出ノウハウを付加することで、顧客満足度向上に寄与する新たな可能性を検証する。

両社は、共同実験を通じ、品そろえや売場づくり・運営の手法などを検証し、ネットでは体感できないリアル店舗ならではの「買い物の楽しさ」を追求するという。

ユニー・ファミリーマートホールディングスとドンキホーテホールディングスは、2017年に資本・業務提携をしており、業務提携の一環として、ファミリーマート店舗を通じた共同実験を検討していた。

実験店概要
■ファミリーマート立川南通り店(運営形態:直営)
開店日:2018年6月1日(金)
所在地:東京都立川市錦町3丁目30-11
売場面積:約155m2
駐車場台数:8台
免許品:酒、たばこ
取扱い商品数:約5000種類(うち、ドン・キホーテ取扱い商品約2800種類)
※通常の取り扱い商品の約1.7倍

■ファミリーマート大鳥神社前店(運営形態:直営)
開店日:2018年6月1日(金)
住所:東京都目黒区目黒3丁目10-13
売場面積:約150m2
駐車場台数:なし
免許品:酒、たばこ
取扱い商品数:約4600種類(うち、ドン・キホーテ取扱い商品約2700種類)
※通常の取り扱い商品の約1.5倍

■ファミリーマート世田谷鎌田三丁目店(運営形態:直営)
開店日:2018年6月29日(金)予定
住所:東京都世田谷区鎌田3-12-16
※詳細は現在準備中

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