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家電量販店/12月売上高PayPayキャンペーン効果でビック、コジマ大幅増

2019年01月23日 10:47 / 月次

家電量販店4社が発表した12月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が21.1%増、コジマ既存店15.3%増、エディオンの全店売上高4.5%増とプラスだったが、ケーズホールディングスのグループ計売上高0.6%減とマイナスになった。

ビックカメラとコジマは、PayPayのキャンペーン効果もあり、前年を大きく上回った。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2018年8月期:売上高8440億円)
ビックカメラ+コジマ売上高21.1%増、うちビックカメラ23.4%。

音響映像商品14.5%増、家庭電化商品19.2%増、情報通信機器商品32.9%増、その他の商品26.9%増。

12月は、スマートフォンによるキャッシュレス決済を提供する事業者による利用促進キャンペーンの影響もあり、いずれの商品も総じて好調だった。

なかでも、パソコン本体およびゲームが大きく伸長した。

■コジマ(2018年8月期:売上高2463億円)
既存店売上高15.3%増、全店売上高16.8%増

全店のテレビ6.2%増、ブルーレイ・DVD9.5%増、エアコン23.3%増、パソコン(本体のみ)38.5%増、携帯電話14.5%増、洗濯機11.7%増、冷蔵庫10.6%増。

12月は、PayPayのキャンペーン効果も寄与し、前年を大きく上回った。

ゲーム(本体・ソフト・アクセサリー)が、年末の需要増加に伴い前年を大きく上回ったことに加えて、パソコン(本体・周辺機器・アクセサリー)が、引き続き買い替えの促進により好調に推移。

また、エアコンや暖房器具が気温の低下に伴い好調に推移したほか、掃除機が年末需要によりスティックタイプを中心に好調に推移した。

その他、洗濯機や冷蔵庫につきましては大容量・高機能商品への買い替えが進んだことにより好調だった。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高4.5%増、全店売上高3.9%増
出店1、退店0、12月末店舗1195店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791億円)
グループ計売上高0.6%減、出店1、退店0、月末店舗は499店

音響商品10.1%減、テレビ1.1%減、ブルーレイ・DVD9.4%減、パソコン・情報機器5.8%増、冷蔵庫11.6%増

洗濯機4.4%増、クリーナー6.4%減、調理家電7.5%減、理美容・健康器具8.4%減、エアコン14.4%増

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