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2019年05月10日 17:15 / 店舗
サミットは5月8日、2020年3月期に「テラスモール松戸店」(千葉県松戸市)など3店の大型店を出店する計画を発表した。
いずれも下期に出店する予定で、売場面積は約1700m2程度の大型店を計画している。
2019年3月期は、本天沼店(東京都杉並区)、三田店(東京都港区)、鍋屋横丁店(東京都中野区)の3店を出店した。
いずれも売場面積900m2クラスの小型店で、新店投資額は18億9200万円。既存店改装投資・その他で26億6900万円を投資、合計設備投資額は48億6100万円だった。
2020年3月期は、大型店を出店するため、新店投資で36億5500万円を予定。既存店改装・その他で10億3600万円、合計設備投資額は46億9100万円を計画している。
竹野浩樹社長は、「前期は都心型小型店を出店し、既存店の改装に注力した。既存店改装はほぼ一巡しており、今期は競合対策などの改装を行う」という。
900m2クラスの新店は、想定どおりの売上となっており、年商ベースで20億円を超える見込みだという。
一方で、竹野社長は、「サミットが得意するフォーマットは1700m2クラスの大型店であり、年商で30億円規模の店舗だ。小型店を増やすと平均年商が下落するので、今期は大型店の出店に注力する」と述べた。
同社では、山手線の内側にまだ出店余地があるとみており、駅ビルにも出店できる売場面積330m2クラスの店舗開発も検討している。
竹野社長は、「本天沼店や三田店などの都心型小型店を出店したことで、ディベロッパーからサミットを選んでもらえる環境を整えた。ただ、山手線の内側は敷地面積も確保できず、賃料も高い。どこまで食品スーパーを小さくできるのかを研究している。できたてが当社の強みであり、惣菜に注力したフォーマットを検討している」と語った。
2021年3月期、2022年3月期もそれぞれ契約ベースで3店の新規出店を確保している。2021年3月期には、売場面積330m2クラスの小型店の出店を予定しているという。