ローソン/横浜市のFC加盟店で「スマート店舗(深夜省人化)」実験
2019年08月22日 17:30 / 店舗
ローソンは8月23日午前0時から約半年間、横浜市磯子区の「ローソン氷取沢町店」で、人手不足への対策として、深夜時間帯には売場に店員を配置せず、お客自身が決済するスマート店舗(深夜省人化)の実験を実施する。
従業員の人手不足の問題は小売業にとって重要な課題となっており、今回の実験では、特に人手不足が顕著な深夜時間帯での省人化対応の検証をする。
午前0時から午前5時まで、店舗のバックヤードにのみ人員を配置し、店内は無人店舗とする。お客は、「事前にローソンアプリに登録した入店用QRコードの利用」「近隣のお客に配布した入店カードの利用」「入店管理機器で顔写真を撮影した入店」のいずれかの方法で入店する。
決済方法は、アプリを活用したキャッシュレス決済「ローソンスマホレジ」又は「自動釣銭機能付きの完全セルフレジ」で対応する。
自動釣銭機機能付き完全セルフレジは、電子マネー・クレジットカード・バーコード決済などのキャッシュレス決済に加え、現金での支払いもできる。
店内は完全無人であるため、年齢確認が必要な、たばこ・酒類の免許品は販売しない。カウンターファストフーズ・切手類・収納代行やチケット発券など、店員による対応が必要な商品・サービスも販売しない。
バックヤードの店員は、決済方法が分からないなどといった、無人店舗であるために発生するお客の相談や要望などに対応するほか、バックヤードで可能な作業を行う。今後、店員を配置しない営業も実施する予定だ。
実験期間中には、取り扱い商品の拡大や、システムや運用方法の見直しなどを行う予定。店舗オペレーション・防犯・物流面の課題、売上の推移、お客様の声などを検証した上で、その後の拡大展開を検討する。
今後も、デジタル技術を積極的に活用し、従業員にとっては働き易く、お客にとっては便利な店づくりを進めるという。
■実験店舗概要
店舗名:ローソン氷取沢町店
所在地:神奈川県横浜市磯子区氷取沢町4251
実験期間:2019年8月23日午前0時から約半年間
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