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横浜市庁舎/商業・ホテル・オフィスの複合施設に再開発

2019年09月06日 17:00 / 店舗

横浜市は9月4日、現市庁舎街区活用事業の事業予定者として三井不動産を決定した。

<市庁舎を複合施設に再開発>
市庁舎を複合施設に再開発

「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った地区の賑わいと活性化の核づくりにふさわしい事業を募集しており、三井不動産は、既存の行政棟の改装と商業施設の増築により、書店、ライブ発信施設、ホテル、大学、イノベーションオフィスなどの複合施設を提案した。2021年1月に工事を開始し、2024年度末の開業を目指す。

事業コンセプトは、「MINATO-MACHI LIVE」。新産業創造拠点とイノベーションオフィスにより、国際的な産学連携を展開。地元とともに地域資源を発掘し、体験型観光サービスにより集客力と回遊性を強化した施設に再開発する。

<横浜探訪の拠点「レガシーホテル」>
横浜探訪の拠点「レガシーホテル」

行政棟を保存活用した、星野リゾートによる横浜探訪の拠点「レガシーホテル」を開業。みなと大通り側に2階建ての商業施設「みなとテラス」を増築し、沿道の賑わいを創出していく。

<商業・ホテル・オフィスの複合施設に>
商業・ホテル・オフィスの複合施設に

商業部分には、DeNAが運営する、国内最大ビジョンを持つ3000m2のアリーナをオープンする。スポーツを中心としたコンテンツ、周辺地区の音楽施設との連動により、365日多様なエンターテインメントを配信。横浜スタジアムでのイベントがない日も含め、関内の集客力を拡充する。

有隣堂が運営する、アート・音楽活動の場を備えた2300m2の書店も出店。同社で保管する資料を基に「横浜の発展史」を伝承するという。

■施設概要
延床面積:11万7017m2
高さ:160.7m(地上30階、地下1階)
<新築棟>
1~3階:ライブビューイングアリーナ、新産業創造拠点、商業施設
4、5階:エデュテインメント施設
6、7階:ウェルネスセンター
10 階:オフィスロビーなど
11~14階:大学
15~30階:オフィス(※8、9階は機械室)
<行政棟>
1、2階:商業施設
3~8階:ホテル

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