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ノンアルコールビール/飲用者は3割、週1回以上飲む人は2割強

2020年02月12日 15:20 / 店舗

伊藤忠商事グループのマイボイスコムは2月5日、ノンアルコールビールに関するアンケート調査結果を発表した。

ノンアルコールビールの飲用頻度を聞いたところ、ノンアルコールビールの飲用者は3割、男性や高年代層でやや高い傾向となった。「月に1回未満」がボリュームゾーンとなった。週1回以上の飲用者は約7%、ノンアルコールビール飲用者の2割強。男性20・30代で高くなった。

<ノンアルコールビールを飲む頻度>
ノンアルコールビールを飲む頻度

直近1年以内に飲んだノンアルコールビールは(複数回答)、「ドライゼロ」「オールフリー」がノンアルコールビール飲用者の各5割。女性では、「オールフリー」が1位となった。

ノンアルコールビール飲用者の重視点は(複数回答)、「味」が65.3%、「ビールに近い」が36.9%、「のどごし」「価格」が2~3割。女性20~40代では、「ビールに近い」が低くなっています。「オールフリー コラーゲンリッチ」主飲用者では「効能・効果」、「ドライゼロ フリー」「オールフリー ライムショット」主飲用者では「のどごし」が他の層より高くなった。

<ノンアルコールビールの飲用場面>
ノンアルコールビールの飲用場面

ノンアルコールビールの飲用場面は(複数回答)、「夕食時」がノンアルコールビール飲用者の41.8%、「車を運転するとき」が19.0%、「お風呂あがり」「飲み会」が各1割強となった。「車を運転するとき」は、過去調査と比べて微減傾向となった。「ドライゼロ フリー」主飲用者では「飲み会」、「オールフリー コラーゲンリッチ」主飲用者では「リラックスしたいとき」が高くなった。

ノンアルコールビールを飲む理由は(複数回答)、「車を運転するときでも飲める」がノンアルコールビール飲用者の33.2%、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」「おいしい」「お酒が飲めなくても、お酒を飲む場に参加しやすい」が2割前後となった。過去調査と比べて、「車を運転するときでも飲める」は減少傾向。女性30代・50~70代では、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」が1位となった。

ノンアルコールビールの飲用意向者は2割。月1回以上の飲用者では8~9割、月に1回未満の飲用者では4割強、非飲用者では約2%となった。非飲用意向者は6割強だった。

ノンアルコールビールを飲みたいと思う理由、思わない理由を聞いたところ、全7063件の回答があった。「飲みたいと思う」理由は、「元々ビールが好きだったが健康上の理由で飲めなくなってしまい、ノンアルコールビールには助けられているから」(女性24歳)、「昔に比べたら格段においしくなった気がします。ビールにそっくりになった」(男性52歳)、「なかなかジュースという雰囲気じゃない時に便利なので」(女性50歳)といった声があった。

「飲みたいと思わない」理由では、「アルコールのないビールにお金を使うのはもったいない」(男性77歳)、「前に飲んでみておいしいと思えなかったから」(女性42歳)、「お酒を飲めないシチュエーションでも、アルコールを抜いてまでビールをのみたいと思わない」(男性34歳)といった意見があった。

「どちらともいえない」理由では、「周りの人がノンアルコールビールを飲んでいたら一緒に」(男性35歳)、「やはりビールが飲みたいが、身体を考えると致し方ない」(女性55歳)といった声もあった。

調査は1月1日~5日にインターネットで実施し、1万221件の回答を集めた。

■ノンアルコールビールに関するアンケート調査
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=25801

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