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すかいらーく/12月期、人件費増で営業利益10%減

2020年02月13日 12:50 / 店舗

すかいらーくホールディングスが2月13日に発表した2019年12月期決算によると、売上収益3753億9400万円(前期比2.5%増)、営業利益205億6200万円(10.0%減)、税引前利益167億2900万円(10.0%減)、親会社に帰属する当期利益94億8700万円(17.1%減)となった。

営業利益は、第3四半期までは前年比を上回って推移したが、台風やソフトウェア導入に関する第4四半期の減損計上、客数減により減益だった。

一般経費は、店舗数の増加、最低賃金の上昇や正社員のベースアップなどを要因とし人件費が増加。店舗労働時間・水光熱使用量を抑えたが、販売費及び一般管理費の売上高比率は前年同期より0.2%悪化し63.1%となった。

グループ全体で86店舗の新規出店、62店舗の業態転換、175店舗のリモデル(時代に即したデザインへの刷新)を行った。新型ファミリーレストランのポジションにある「しゃぶ葉」、テイクアウト需要にも対応する「から好し」の急速な多店舗展開(2019年度末店舗数 「しゃぶ葉」268店舗、「から好し」66店舗)、滞在型の「むさしの森珈琲」の出店、シニア向け「藍屋」・「夢庵」個室化リモデル実施、「バーミヤン」の地方出店の再開を積極的に推進した。12月末でグループ計3258店舗となっている。

次期は、売上収益3830億円(2.0%増)、営業利益205億円(0.3%減)、税引前利益175億円(4.6%増)、親会社に帰属する当期利益100億円(5.4%増)を見込んでいる。

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