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スターツ/京都に「食」と「職」テーマの商業・ホテル複合施設

2020年06月16日 15:00 / 店舗

スターツコーポレーションは6月16日、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」活用事業において、京都の「食」と「職」がテーマの商業施設とホテルを組み合わせた複合施設を7月23日オープンすると発表した。

<ホテル エミオン 京都と商業施設>
ホテル エミオン 京都

6月27日の開業に向けて準備を進めていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と顧客、従業員、関係者の安全性を考慮し、京都市、京都市中央卸売市場、各テナント関係者と協議の上、開業日を7月23日に変更した。

1~2階の商業施設は、新しい賑わい創出と京の「食」と「職」をテーマとした。京都市中央卸売市場の食材を活用した飲食を中心とする店舗と京都の伝統工芸品の販売、伝統文化・伝統産業の「学び」「体験」の機会を提供するなど、選りすぐりの店舗がそろう。

<京都市中央卸売市場の食材を活用した飲食店がそろう>
京都市中央卸売市場の食材を活用した飲食

全13区画に、1716年創業の老舗和菓子店「笹屋伊織」、祇園の「天ぷら 圓堂(えんどう)」がプロデュースする新ブランド「(仮称)天ぷら門久」などが出店。京都ならではの味を楽しめる。

また、1927年創流のいけばな草月流が運営するマルチアートスペース「草月WEST」が大阪から移転。京都市が手掛ける京都駅西部エリアの賑わいづくりの中心拠点として、周辺エリアにおける飲食・物販充実、地域の活性化などの役割を担う。

さらに、グループ会社のスターツホテル開発が運営する「ホテル エミオン 京都」も3~8階に同日オープン。最寄り駅であるJR嵯峨野線「梅小路京都西」駅から連絡通路で徒歩2分のため、観光スポットまで電車での交通アクセスもよく、京都鉄道博物館や京都水族館も近いため、観光の拠点に最適だという。

■京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」活用事業
所在地:京都府京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4
敷地面積:4000m2(実測面積)
建築面積:約3057m2
延床面積:約1万7673m2
階数・規模:地上8階建て(1~2階:商業施設、3~8階:ホテル)、鉄骨造(一部RC造)
事業期間:60年(定期借地)
ホテル:206室
事業者:スターツコーポレーション
施工:スターツCAM
商業施設運営:スターツアセットマネジメント
テナントリーシング:関西スターツ
ホテル運営:スターツホテル開発
施設管理:スターツファシリティーサービス
プロジェクト管理:スターツアセットマネジメント
https://www.hotel-emion.jp/kyoto/

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