月島三丁目北地区/「第一種市街地再開発事業」組合設立
2020年09月07日 14:50 / 店舗
月島三丁目北地区市街地再開発組合は9月5日、東京都中央区月島三丁目他で事業を推進する「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」で、2020年8月7日に東京都知事から市街地再開発組合の設立認可を受けたと発表した。
該当地区は、「月島もんじゃストリート」として知名度高く、多くの人が訪れ賑わう「西仲通り商店街」に面した約1.5haの施行区域に位置している。地区内は、築年数の経過した木造家屋が多く立ち並ぶなか、建物の更新が進まないなど防災上の課題を抱えていた。
隅田川に面した立地環境を活かし水辺と調和した空間や人々が集い・交流できる公共施設、災害時にも活用できる広場など都市機能の更新が求められていたが、個別建て替えでは対応が困難な状況にあった。
この状況を踏まえ、事業では土地の合理的かつ健全な高度利用を図った新たなランドマークともなるタワーマンションを中核に、地域の更なる活性化、防災性の向上を図りつつ、月島ならではの特性を活かした安心安全で快適な生活環境と多様で魅力的な複合市街地の形成を図る。
2017年から住友不動産、東京建物、大和ハウス工業、首都圏不燃建築公社が事業推進に協力してきたが、今回、正式に参加組合員として再開発事業に参画する。2022年度に着工し、20205年に竣工する予定だ。
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