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十条駅西口/住宅・商業・公益の複合施設「J& TERRACE」「J& MALL」建設

2021年11月22日 17:00 / 店舗

十条駅西口地区再開発組合が推進し、日鉄興和不動産、東急不動産が参加組合員として参画する、東京都北区上十条二丁目において建設中の「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」は11月22日、施設名称を「J& TERRACE(ジェイトテラス)」、建物名称を「J& MALL (ジェイトモール)」に決定した。施設は、2024年度に竣工で、商業施設部分の開業日は未定。

<施設イメージ>
施設イメージ

計画地はJR埼京線「十条」駅の西側に隣接し、周辺は十条銀座商店街のほか、区内でも屈指の地域密着型の商業施設が多く集積しており、「にぎわいの拠点」に位置付けられている。

この場所に北区初30階超となる地上39階、地下2階建て総戸数578戸の分譲マンションを中心に、駅前ロータリー整備を含めた「公共」「商業」一体の大規模複合再開発施設を建築し、まちとしての魅力や機能の向上を図り、駅前に新たな賑わいと緑豊かな空間を創出する。

まちづくりのコンセプト「Together 〜この街と、ともに〜」の想いを込めて建物名称、施設名称には「J&(ジェイト)」を共通ネーミングに冠した。プロジェクトは、街をイチからつくり直すものではなく十条が大切にしてきた「街の魅力」をそのまま残し、次代へつなぐというテーマがある。十条(JUJO)の頭文字「J」と、「ともに」の意味として「&」で「十条と=J&(ジェイト)」とした。

「J& TERRACE」は、「テラス=集いの場、緑豊かな駅前拠点」「未来を照らす」を意味する建物名称。地域の賑わいや交流をはぐくむ駅前広場をはじめ、地下には公共駐輪場などを整備し緑豊かな空間を創出するとともに地域の災害対応力を強化する。

<J& MALL>
J& MALL

「J& MALL」は、地域の人々や十条へ訪た人々に対して、新しい「賑わい」「やすらぎ」「出会い」など多面的な機能を提供できる「モール=複合施設」と組み合わせたもの。建物の1階~4階の一部を商業・業務フロアとし、商業施設も整備し、幅広い世代がともに暮らし、人と情報の交流が地域をつなぐ、安心で快適な「にぎわいの拠点の形成」を目指す。

<事業経緯>
事業経緯

事業は、地元地権者が中心となり2007年8月に市街地再開発準備組合を設立し、市街地再開発事業に向け検討を進め、2012年10月に市街地再開発事業等の都市計画の決定を経て、2017 年5月の市街地再開発組合設立が認可された。2020年3月の権利変換計画認可後、2021年3月に新築工事を着工した。

<事業計画概要>
事業計画概要

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