H2O/大阪・千里中央公園を再整備、ローソン、イタリアンカフェ登場
2023年02月17日 14:50 / 店舗
エイチ・ツー・オー リテイリングは2月17日、千里中央公園再整備事業として、新施設「1OOORE SCENES(センリシーンズ)」(大阪府豊中市)を3月30日にオープンすると発表した。
同事業は、H2Oが代表を務める「千里中央公園パートナーズ」と協力企業5社が手掛けている「千里中央公園再整備にかかる活性化事業」(大阪府豊中市)となるもの。
「1OOORE SCENES」は、千里中央公園の魅力を再発見し、千里のくらしを彩る千の景色を公園利用者や地域とつくりたいという思いをこめてネーミングした。3つの「O(オー)」は、人と人とがつながり、地域住民が公園づくりに参加でき(Open)、地域住民の日常生活に寄り添った、毎日足を運びたくなるような公園(Ordinary)、豊かな自然をそのままに、いまあるものを活用しながら(Organic)、施設の運営や活性化を目指すことを表現しているという。
イタリアンカフェ「SEN℃(センド)」、コミュニティースペース「LABO」、ミニショップ「ローソン」などで構成。園内の地形や木々を生かし、旧公園管理事務所をリノベーションした。
イタリアンカフェ「SEN℃」は、鮮度と温度(調理に使用する備長炭は、「1000℃」もの高温で加工される)にこだわり抜くイタリアン、という思いを込めてネーミングした。大阪の肉や野菜をふんだんに使用し、地産地消に貢献しながら、食べて心も体も健康になるメニューを提案する。
営業時間は11~22時。約90席(店内約40席、テラスエリア約50席)を用意している。
「ローソン」は、店内いれたてコーヒー「MACHI cafe」、おにぎり、サンドイッチなど、公園でピクニックを楽しめるメニューがそろう。今後、野菜マルシェなどのイベントも開催する予定だ。
また、環境に配慮した取り組みや省人化の工夫を積極的に行う。
コミュニティースペース「LABO」は、地域住民、学生、ボランティア、企業などが日常的に共同参画しながら、新しい活動やつながりを生み出していく「創造の場」として活用するとしている。
「千里中央公園再整備にかかる活性化事業」は、2021年に事業候補者が選定された。ローソン(1975年日本1号店を豊中市に出店)と、NTT西日本関西支店が構成企業として参画している。さらに、協力企業5社(アーバンリサーチ、オペレーションファクトリー、乃村工芸社、フクシマガリレイ、MuFF)と連携して取り組んでいる。
■1OOORE SCENES(センリシーンズ)
場所:千里中央公園 豊中市新千里東町3-9
内容:カフェ、ミニショップ、コミュニティースペースなど
面積:カフェ、ミニショップ棟 291.60m2
コミュニティースペース棟 38.47m2
アクセス:北大阪急行千里中央駅より徒歩15分
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