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モンテローザ/陸上競技部を廃部

2016年09月06日 15:20 / 経営

「白木屋」「魚民」「笑笑」などを展開するモンテローザは2017年3月31日、陸上競技部を廃部する。

モンテローザ陸上競技部は、社員の一体感の醸成・企業イメージの向上のほか、日本のスポーツ振興に寄与することを目的に、2003年4月に創部した。

創部以来、現監督の田中宏昌(2007年の世界選手権に十種競技の日本代表として出場を果たし、日本選手権では5連覇の偉業を達成。)のほか、現在在籍する13人の陸上競技部員が日本代表選手として活躍した。

陸上競技選手として活動する一方で、オフシーズンには各地で開催される「小学生向け陸上教室」での指導、地域のイベントでトップアスリートの実演など、幅広く陸上競技やスポーツの楽しさや感動を伝える活動を積極的に行い、自社のシンボルスポーツとして大きな役割を果たした。

今回、厳しい経営環境下において経営の効率化等を推し進めるにあたり、陸上競技部の廃部をやむを得ないものと判断した。

現在の陸上競技部は、トラック&フィールドとマラソン競技において、日本でもトップクラスの選手が11人在籍している。

4年後の東京オリンピックへの出場を見据える部員のさらなる飛躍を願い、廃部公表を機に、今後、個人の意向を尊重したうえで、移籍などの最大限の支援を行うという。

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