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セブンプレミアム/2019年1兆5000億円、4200品目を目標に

2017年03月09日 23:03 / 経営

セブン&アイ・ホールディングスは3月9日、プライベートブランド「セブンプレミアム」の売上を2019年度に1兆5000億円、4200品目へ拡大すると発表した。

<政策発表会(中央が井阪社長)>

セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は、同日本社で開いた政策発表会で、「今後、リニューアルをより一層促進するほか、新たな価値ある商品開発を推進することで、年間売上10億円以上の商品を現在の192品目から、2019年度末までに300品目に拡大する」と語った。

<セブンプレミアムフレッシュ>

新たなステージへの施策として、生鮮の新PBセブンプレミアムフレッシュを開始する。

健康や安全・安心に対するお客様ニーズの高まりに対応し、生鮮「野菜・果物」、「精肉、卵」、「鮮魚」の生鮮3品の新PBセブンプレミアムフレッシュを新たに投入する。

<セブンプレミアムゴールド>

また、各ブランドのステートメントを明確にした。セブンプレミアムゴールドは「最上級のブランド」。上質な原料を、こだわりの技術で仕上げた。すべてのお客が満足できる美味しさで、食卓を豊かにする。

<セブンカフェ>

セブンカフェは「上質な時間を提供するブランド」。上質な素材でつくられた出来立ての美味しいコーヒー、そして本格的なスイーツで、生活にくつろぎのひと時を届ける。

<セブンプレミアムライフスタイル>

セブンプレミアムライフスタイルは「くらしを豊かにするブランド」。確かな技術と品質に裏付けられた商品は、便利で、使いやすく、環境にもやさしい。充実のラインアップで、くらしを支える。

<セブンプレミアム>

そのほか、セブンイレブンのオリジナルのパン・ペストリー「焼きたてパン」をセブンプレミアムに統一し、現状、セブンプレミアム商品で使用している乳化剤・イーストフードを2017年度以降、全ての商品で不使用を目指す。

<商品ディスプレイ>

環境配慮の取り組みを2019年度末までに全商品に拡大する。健康リサイクルPETやエコナノラベル、植物性インキの使用など、環境対応商品を拡大する。2019年度末までに全商品への植物性インキの使用を目指す。

海外展開の拡大を目指し、菓子類の約20品目を、「セブンセレクト」等の別ブランドで、2016年7月にシンガポール(約360店)、2017年2月に北京(約290店)でテスト販売を行い、好調となっている。

2017年度中に、北京以外の中国大陸(広州、マカオを除く)へ拡大し、全体で約2000店舗での展開を目指す。

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