飲食業の倒産/4月は61件、2か月連続で前年同月を上回る
2017年05月11日 15:08 / 経営
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東京商工リサーチは5月11日、4月の注目業種の倒産動向を発表した。
飲食業の倒産件数は、61件(前年同月55件)で、2か連続で前年同月を上回った。
内訳は、居酒屋などの「酒場,ビヤホール」が11件(7件)、「食堂,レストラン」が15件(10件)などで増加がみられた。
飲食業の倒産は、2016年(1~12月)が639件(前年比6.4%増、前年600件)で、2年ぶりに前年を上回り、全体の企業倒産が減少するなかで増勢が目立った。
2017年も、1~4月が256件(前年同期227件)と前年を上回って推移し、増勢に拍車がかかっているる。
なお、旅館・ホテルなどの宿泊業の倒産件数は11件(前年同月3件)で増加が目立った。
内訳は、設立50年以上の老舗が4件含まれ、経営不振や累積赤字から事業譲渡していた先が、ここにきて整理に踏み切ったケースが目立った。
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