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千趣会/物流子会社を住商商事に譲渡

2017年07月27日 14:33 / 経営

千趣会は7月27日、100%子会社であるベルメゾンロジスコの株式について、保有する株式の一部を住商グローバル・ロジスティクス(SGL社)へ譲渡すると発表した。

株式譲渡によって、ベルメゾンロジスコに対する千趣会の議決権所有割合は49%となり、同社は千趣会の連結子会社から持分法適用会社となる。

ベルメゾンロジスコは、カタログやオンラインショップを通じた通信販売事業「ベルメゾン」で取り扱う商品の管理・梱包・出荷業務を行っている。

昨今、物流・出荷業務はIoTなどを活用したスマートロジスティックスに大きく変貌をとげ、提供するサービスも高度化、多様化しており、よりきめ細やかな対応が求められている。

株式譲渡により、ベルメゾンロジスコは多様な通信販売物流業務の実績を持つSGL社の物流最適化のためのさまざまなノウハウを活用し業務の効率化に取り組むことにより、成長性と収益力推進による企業価値向上を図る。

一方、千趣会は、株式譲渡により、効率的な物流体制へと移行することで「ベルメゾン」をはじめとしたグループ物流の競争力を高めるとともに、コア事業へ集中した経営により業績回復を急ぐという。

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