さとう/今期の目標売上高920億円、従業員総合研修センターを稼働
2017年08月09日 13:20 / 経営
京都、兵庫、大阪、福井に食品スーパーなど71店を展開する「さとう」は、2018年2月期の売上高で920億円を目指す。
同社は、食品スーパー「さとう」「フレッシュバザール」「バザールタウン」など主力に展開している。
今期は、神戸市北区に神戸総合物流センターを開設し、PC(プロセスセンター)、DC(ディストリビューションセンター)、TC(トランスファーセンター)の機能を持たせた。
7月第3週に4店に商品供給を開始し、第4週に15店に増やした。最大供給能力は50店舗。
センターの安定稼働に注力するため、2018年2月期は、新規出店は行わない計画だが、2019年2月期からは、年間で2~3店の出店を行う予定。
4月から京都府福知山市に、従業員総合研修センター「さとうエクスパートセンター」を開設した。
研修センターには、生鮮研修室(鮮魚、惣菜、パン、青果・精肉)、レジ研修室、会議室(最大収容人員204人)を設けた。
グループ従業員約5600人のうち、年間で約4000人の研修を行う施設で、開設してからすでに約1000人の研修を実施した。
研修センターを開設したことで、従来は店舗ごとに分かれて実施していた業務上の研修を集中して行い、技術力・応対力・その他勤務する上で必要な知識を効率的に習得させる。
研修施設での従業員教育や検定・ミーティングなどを通じて、より良い商品とサービスの提供に努め、従業員のモチベーションアップ、キャリアアップ、コンプライアンス意識の向上等を図り、多くのエクスパート(熟練者)を養成することに努めるという。
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