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安楽亭/O157による食中毒の「あざみ野店」、営業禁止処分解除

2017年08月29日 12:00 / 経営

安楽亭は8月29日、横浜市保健所から、腸管出血性大腸菌0157による食中毒で営業禁止処分を受けていていた横浜市の「安楽亭あざみ野店」の営業禁止処分が解除されたと発表した。

同店で食事をした2人が、腸管出血性大腸菌0157による食中毒を発症したため、8月23日付けで営業禁止処分を受けていた。

発症した2人が共通で食べた料理は、サラダ、カルビ、杏仁豆腐、ライスの4品。

自社から参考検査品として保健所に提出した、4品を含む10日品について、該当する菌は検出されなかった。

調理従業員の検便検査、店内施設のふき取り検査の結果でも、菌の検出はなかった。

さらに、各商品を製造している自社工場でも、それぞれの所轄保健所による立ち入り確認があったが、問題点の指摘はなかったという。

あざみ野店について、清掃・消毒と調理器具の洗浄・消毒、食材の廃棄、衛生管理マニュアルの見直し、従業員の衛生講習会受講を実施した。

その上で、横浜市保健所による確認を受けた結果、再発防止に向けた措置が取られていると認められ、工場の確認結果も踏まえて、営業禁止処分が解除されたという。

あざみ野店は、必要な準備を行い、数日内に営業を再開する予定だ。

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