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マルチウ産業/横浜のサンダル・靴の製造販売、民事再生で負債27億円

帝国データバンクによると、マルチウ産業(横浜市西区)は8月28日、横浜地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より保全命令を受けた。

同社は、1968年5月に設立されたサンダルや靴の製造販売業者。

ビーチサンダルやリゾートサンダルなどのサンダル類を主力に、スニーカーやケミカルシューズなどの靴類を外注で製造し、全国約120社の販売代理店を経由して販売していた。

バンダイやサンリオなどの人気キャラクターをデザインした同社商品は人気が高く、国内の大手スーパーやアパレルチェーン店の大半に同社製品が納入され、2002年3月期の売上高は約54億1600万円を計上していた。

しかし、その後は少子化や廉価な同業他社製品に押され、売り上げは減少傾向で推移する一方、人件費や外注費の高騰で収益性が悪化。

2014年には中小企業再生支援協議会による支援のもと、経営立て直しを図ったものの、売り上げの減少に歯止めがきかず、2017年3月期の売上高はピーク時半減以下となる約19億8600万円にまで減少した。

海外生産委託先の見直しや人件費等の削減も奏功せず、厳しい資金繰りが続くなか、8月31日付けの手形決済における資金調達が困難となったことで、自主再建は困難と判断し、今回の措置となった。

負債は約27億円が見込まれる。

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