イケア/ベビーベッド下取で売上10%アップ
2018年08月30日 12:00 / 経営
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イケア・ジャパンはベビーベッド、電動工具など家具の下取サービスを推進している。
2017年1月から開始したベビーベッドの下取では、2018年8月までに査定依頼が1万4630件あり、5730の商品を買い取った。
買い取った商品のうち81%をリサイクルし、再販した。
8月29日に行われた2019年度事業戦略発表会で、ヘレン・フォン・ライス社長が明らかにしたもの。
ライス社長は、「イケアでは、サスティナブルなビジネスを推進している。ベビーベッド下取サービスの開始で、使い終わった後リサイクルできるということから、ベビーベッド、チェンジングテーブル、ベビーチェアなどの販売が10%伸びた。住居スペースの限られた日本にマッチしたサービスだ」としている。
イケア・ジャパンでは今年6月1日、家具の下取・還元サービスをリニューアル。
ベビー向けの対象商品(ベビーベッド、チェンジングテーブル、ベビーチェア)を、一年以内に返却すると期間に応じて最大で商品代金の50%をリターンカードにて還元するサービスを実施している。
購入後90日以内で50%、180日以内で40%、365日以内で30%還元する。
また、イケア・ファミリーメンバーは、さらに下取り金額に10%上乗せする。
■下取概要・申し込み
https://www.ikea.com/ms/ja_JP/customer-service/about-services/relive/index.html
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