コックス/チャットボット利用、従業員からの紹介採用開始
2018年09月05日 15:10 / 経営
コックスは9月25日、新しいパート採用方法として、従業員の人脈を活かして人員を確保する「リファラル採用(以下:リファラル)」を全国約260店舗にて開始する。
昨年から導入している日程調整自動ツール「オートークビズ」に、リファラル専用機能を加え運用。
近年、人材不足が日本企業の経営課題として挙げられているが、リファラルを行なうことでマッチング率の向上による離職率の低下を実現し、働きやすい環境を推進する。
「リファラル採用」とは、会社を良く知る従業員からの紹介による採用のため、定着率やマッチング率が高く双方にとってメリットが多いという。
同社では以前より、パート採用時の入社理由が「知人の紹介」による割合が高い傾向にあった。
リファラルを導入することで、この傾向を加速化させ、マッチング率の高い採用活動を行なうことで定着率の向上を図ることができる。
紹介された側は、従業員から本音で会社の情報や働き方について聞くことができ、安心して入社を決めることが可能。
「オートークビズ」は、レグルステクノロジーズが開発したシステム。アルバイト採用における「自動応募受付」から「面接日時設定」までの一連の流れを、チャットボットにより完全自動化する。
ボットによるやり取りで、氏名、年齢、勤務希望時間などの基本情報のヒアリングから、面接日時設定までを1分以内に行なえる。
また、同社は全国転勤の従業員が多く、様々な土地で人脈を広げながら働いている。その強みを生かし、全国のネットワークを駆使し人材の確保に努める。
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